カテゴリ:会長日記
今日が「体育の日」ということですが、戦前生まれの私には、ピンときません。
昭和39年、東京オリンピックの開会式が行われた10月10日が、2年後の昭和41年から国民の祝日となったはずです。 当時、日本は、第二次世界大戦で敗戦したものの、その後、急速な経済復興を遂げ、国際社会の中心に復活するシンボル的なイベントとなりました。 日本と言わずアジア地域で初めてのオリンピックであり、有色人種国家における史上初のオリンピックでもありました。そして過去最高の出場国になったはずです。 そしてその6年後、大阪万国博の開催にもつながり、世界の大国の仲間入りができるのですが、そのきっかけが、東京オリンピックであり、その記念日が10月10日で忘れることができないのです。 その体育の日が、10月第2月曜日と変更になりました。 成人式の1月15日も、1月の第2月曜日と変更になり、私のような昔人間には、なんとしても馴染みません。なんとかならいないかと思います。 「体育の日」をきっかけに、体を動かすことが、仕事のストレス解消にもなり、体のためにも最高のようです。 私も昨年から、ゴルフに再挑戦し、もう一度、ゴルフを楽しみたいと考えています。 もともと<スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう>のが体育の日となっていますが、私たちの世代は、10月10日の体育の日と言えば、当時の日本の状況が思い出され、感慨深いものが消えません。 国民の祝日、休みが移動し、祭日が増えることは結構なことですが、歴史的な背景、祝日の意味も継承していけるようにならないのか、そんなことを考える一日でした。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/10/09 10:38:05 AM
コメント(0) | コメントを書く |