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2021/09/24
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カテゴリ:会長日記
経営の神様と呼ばれるピーター・ドラッカーの本は、つど々読み返していますが、もう20年以上昔に翻訳されているにも関わらず、生々しくこれからの経営状況を語られている感じがします。

2001年12月初版の<【エッセンシャル版】マネジメント(基本と原則)>ですが、自己管理による目標管理(137頁)の中に、例えですが、日本のことかと思う「三人の石工」の話が出ています。


三人の石切り工の話がある。
何をしているかを聞かれて、それぞれが「暮らしを立てている」「最高の石切り工の仕事をしている」「教会を建てている」と答えた。
第三の男こそマネジャーである。

第一の男は、仕事で何を得ようとしているかを知っており、事実それを心得ている。
一日の報酬に対して一日の仕事をする。
だがマネジャーではない。将来もマネジャーにはなれない。

問題は第二の男である。
熟練した技能は不可欠である。組織は最高の技能を要求しなければ二流の存在になる。しかし専門家は、単に石を磨き客注を集めているに過ぎなくとも、大きな事をしていると錯覚することがある。

技能の重要性は強調しなければならないが、それは組織全体のニーズとの関連においてでなければならない。この種の危険は、今日進行中の社会と技術の変化のために、極めて大きなものになっている。

高等教育を受けた専門家が急増している。技能も高等になっている。彼らのほとんどは、それぞれの専門知識によって組織への貢献を行う。
そのため技能自体が目的となってしまう危険が益々大きくなる。


これを読んで、まさに現代社会のことを語っているように思います。

私達一人ひとりが自身の仕事の目的や企業の目標をしっかりと認識した時、団結力が深まると共に、よりよい成果になって表れるものです。






合掌





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最終更新日  2021/09/24 11:22:21 AM
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