カテゴリ:会長日記
北陸地震の影響が報道されています。
地震国の日本に住んでいる限り、いつ、その地震や津波に合うか予想できません。 その時に、しっかりと対応できるようにしておくだけです。 私は、福知山の子供の時から、毎年、市の中心部が水害に合い、その惨状を忘れることはありません。 以後、83年間、いろんなことを体験しましたが、元旦早々にはびっくりです。 その能登半島地震の情報で、明るいニュースとして、被災した日本航空石川高校(輪島市)が、山梨県の系列校で練習していましたが、今春の選抜高校野球大会(4年ぶり3度目)に選ばれました。 今から13年前、平成23年に発生した東日本大震災の翌年の春、第84回選抜高校野球大会に21世紀枠で宮城・石巻工業高等学校が初出場した時のエピソードです。 前年、津波被害の影響でグラウンドにはヘドロがたまっていました。他校の野球部が大会へ向けてトレーニングに集中する中で、石巻工野球部のメンバーは、グラウンドを掃除しなければ練習ができませんでした。 こんなハンディを背負い、予期せぬ困難に遭遇すると、<なんでこんな目に遭うんだ>と憤り、恨み節を言いたい気持ちになるかもしれません。 しかし、メンバーたちは「最後まで諦めない」という言葉を合言葉にして、グラウンドの整備と練習に励んだのです。 主将を務めた阿部さんは、「笑顔にもこだわっていた。辛い時だからこそ、誰にもできる大事なことだから」と当時の心境を語っています。 選手宣誓では「感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう日本の底力、絆を」と力強く宣言しました。不安でいることは、生活にマイナスの影響を及ぼしかねません。 自身の底力を信じて、平常心で乗り切りたいものです。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/01/29 01:01:21 PM
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