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2024/02/17
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カテゴリ:会長日記
渇水期は川に流れ込む水が減り、普段は見えない川底の石が見えるようになります。
そのような景色を「水落石出(みずおちいしいず)」といいます。

つい先日ですが、元旦の能登半島地震の報道で、輪島市の隆起して干上がった「波食棚」の映像を見て、その「水落石出(みずおちいしいず)」を思い出しました。

実は、この「水落石出(みずおちいしいず)」は、「時期が巡ると、少しずつベールがはがれ、物事の隠れていた実態が現れてくる」という意味で使われます。

時折、ニュースで、職場での地位や職権を利用して、不正に手を染めてしまった人が取り上げられます。
万国博やオリンピックなど、国として行われる行事等で、必ず事件が発生します。

そのような人たちは、恐らく自分が行っていることを、川底に沈んでいる石のように、絶対に人の目に触れることはない、と思い込んでいたのでしょう。

しかし、「天網恢恢(てんもうかいかい) 疎にして漏らさず」という老子の言葉があるように、悪しき行いは、いつかは白日の下に晒されるようになっているものです。

立場に応じた責任や権限は、その地位にある人に向けられた信頼が前提にあります。その信頼を胸に強く持ち、足をしっかりと地に着けて、常に堂々と清廉を保ちつつ仕事に励みたいものです。

私は、創業して2年少しは、金融機関に居た家内に経理を任せ、自分は創業に専心しましたが、その後は、経理は銀行からの出向者を責任者にし、資材購入は資材責任者に任せ、ものづくりは工場長としました。

お陰様で、50年が経過し、今は会長として工場の先行きの準備をしています。

合掌





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最終更新日  2024/02/17 11:04:40 AM
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