カテゴリ:世の中の話題から
『ネットで募集「空想くるま」、日産、初の商品化:「キューブ」キャンプ仕様』 という記事が載っていました。 これ、クルマの世界では珍しいかなり消費者巻き込み型のアクティビティでした。 まずこの募集をおこなったサイトですが、「空想生活」といいます。 ここは、「こんな商品があったらほしいな」というアイディアを消費者から募集し、なおかつそれを買いたい、という投票が一定数以上になったらそれを実現させる企業を探し出して実際に商品化してしまう、というサイトで、2000年から稼動している、その手の「消費者参加型」のモノとしてはかなり初期からやっているところです。 このサイトで、日産が「空想くるま」というプロジェクトを立ち上げたのが2007年12月。 その結果は、2008年2月に日産の志賀COOに直接プレゼンされました。 で、そこで高評価を受けたもののひとつが、今回商品化されたキューブベースの『 CUBE2ROOM』です。 実際の商品化を行ったのは日産プリンス東京販売の子会社、日産ピーズフィールドクラフトというところで、キューブへの改造、という形です。 この「空想くるま」、現在はセカンドステージが3月末で終了したそうですが、今 年の東京オートサロンにも空想くるまのひとつ、「車メール」(運転席からの模様を写真に撮ることができるくるま)が実際に展示されたりなどの展開を見せています。 日産でこの空想くるまの担当をしている遠山さんという人の、空想くるまのサイト内でのブログもあって、このプロジェクトに対する彼の気持ちも読むことができます。 仕組みもしっかりしていますが、担当している人たちの体温も感じられる、日産自体へのイメージの貢献を考えるとなかなかのキャンペーンであると思いました。 「寝ているあいだに泥棒が来たらどうするんだろう?」とかも考えたのですが、まあそんなことを考えているようではもともとキャンプすら出来ないわけで。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/07/28 11:42:24 PM
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