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テーマ:60年代米国音楽(321)
カテゴリ:60年代米国音楽
“Questions 67&68” by Chicago 1969
前回の放送日 (4/4) は、満月で皆既月食ということでしたが、皆さんの地方ではいかがでしたか。こちらは、ちょっと雲が多かったですね。それでも時折見え隠れする欠けた月は、大変幻想的でしたよ。 すべて隠れる時間帯は雲が厚く、あきらめかけていたんですが、少しだけ薄雲を透かしてボーッと赤い月が見えました。 次回日本で見ることができる皆既月食は、2018年1月31日だそうです。時期的には太平洋側は晴れる確率高そうですね。期待して待ちましょう。 ということで、昨日の “穴沢ジョージの Good Old Music”、まずは「月」の歌を何曲か集めてみました。そのあと、ルート66の起点ということで、シカゴ関係を2曲・・・とか。 お届けした曲は全部で11曲。以下のとおりです。 1. The Surfermoon (ビーチボーイズ) 2. ムーンライト・セレナーデ (The Rivieras) 3. Mr. Moonlight (Dr. Feelgood & the Interns) 4. What a Little Moonlight Can Do (Billy Holiday) 5. Moondance (Van Morrison) 6. 男の世界 (ジェリー・ウォレス) 7. Route 66 (ジョージ・マハリス) 8. On the South Side of Chicago (Della Reese) 9. Questions 67 & 68 (シカゴ) 10. She (シャルル・アズナブール) 11. イマジン (ジョン・レノン) 5.〜7.と、10. 11. がリクエスト曲。5. から順に、糸満ろまんさん、ミスターコーラさん、大度のブッチーさん、字糸満のシンディさん、旧友の tougei さん。皆さん、どうもありがとう。 1.~5. まで「月」の歌。4. までは穴沢選曲。1. まずスタートは、こちらがサーフィンの町だからね。2. Doo Wop のコーラスで。3.ビートルズが後にカヴァーしたオリジナル。4.は、ビリー1935年の録音。5.Van Morrison の名曲。6. は「う〜む、マンダム」7.は、テレビドラマで主演したジョージ・マハリスが吹き込んだバージョン。8.9. が、ルート66の起点「シカゴ」に因んだ2曲。8. の録音はおそらく50年代の終わり頃。持っているCDにはデータの記載無し。シングルで66年と67年に発売されているのは、リイシュー盤と思われる。10. は、後に E.コステロがカヴァーして日本でも大ヒット。11. は、説明不要でしょう。 「月」の歌が5曲もかかったのに、「シカゴ」は2曲かよ。ルート66入れても3曲だし。・・・って思った人。バランス悪くてすみません。でもね、さすがに「月」は「シカゴ」よりずっと多く歌われてきた歴史があるし、何より地球上どこからも見えますからね。 以上、通算26回目の “穴沢ジョージの Good Old Music” でした。来週も聴いてくださいね。 ********** ブラスロックっていえば、60年代の終わりから70年代の初めにかけての短期間に一世を風靡した、金管楽器(=ブラス) をフィーチャーしたロックのことで、シカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズ、チェイス、・・・この3つがすぐに頭に浮かびますけど、これ以外は全く思い付きませんね。 ほかにも有名なバンドあったかしらと思って、ウィキペディアさんに相談したら、「主なアーティスト、海外」っていうくくりで「シカゴ、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ、アイズ・オブ・マーチ、チェイス、バッキンガムズ、ロイ・ウッズ・ビゾ・バンド、ウッディー・ハーマン、ライトハウス、グラス・ルーツ、ハミルトン・ジョーフランク&レイノルズ、タワー・オブ・パワー、ドリームス、テン・ホウィール・ドライブ」って、かなりいろいろ出ていました。 上記の3バンド以外に、こんなにたくさん上がっていました。バッキンガムズとグラス・ルーツ、タワー・オブ・パワー以外は聞き覚えがありませんので、コメントしようもありませんけど、バッキンガムズ、グラス・ルーツ、タワー・オブ・パワーだけについて考えてみても、どうなんでしょうねえ。 バッキンガムズとグラスルーツは、好きなバンドだったけど、ブラスを使った曲もあるかなっていうくらいの感じで、ブラスロックにくくるのは無理がありそうだし、タワー・オブ・パワーっていえば、何たってファンクバンドとして夙に有名ですしね。 まあ、やはりブラスロックは、シカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズ、チェイス。この3つでよろしいでしょう。 そもそも、その後ロックバンドがホーンセクションを取り入れるということは、ごく当たり前に行われるようになって、ブラスロックかどうかというような定義付けは意味のないことになってしまいました。 だからこそ、60年代後期のブラスロックには、当時ならではのユニークさとかっこよさがあったと言えますね。 シカゴは息の長いバンドですよね。まだやってるようです。随分アルバム出していますが、最初の3つのアルバムは記憶に残っています。いずれも2枚組で見開きジャケットだった。一番流行ったのは “25 or 6 to 4 (邦題:長い夜)” でしょうか。 僕は1枚目の “Questions 67&68” が好きで、よく聴きましたっけ。 こちら↓↓↓でどうぞ。 “Questions 67&68” by Chicago お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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