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テーマ:60年代米国音楽(323)
カテゴリ:60年代米国音楽
“I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 ラジオ(fmたまん「穴沢ジョージの “Good Old Music”」)をやり始めてから、随分いろんなことがわかって、ますますオールディーズを聴くのが楽しくなって今に至っています。 たとえば、リトル・ペギー・マーチ(Little Peggy March)の『アイ・ウィル・フォロー・ヒム(I Will Follow Him)』ですが、この曲をぺトゥラ・クラークがフランス語で歌っていて、タイトルは “Chariot(愛のシャリオ)” で、しかもこちらの方が先だったということも、ラジオ用に音源を集めるようになって初めて知りました。 なぜ最初フランス語で、しかも英国人のぺトゥラ・クラークだったのかというと、原曲がフランス人の作曲によるインストルメンタルで、60年代の初め、ぺトゥラ・クラークは既にフランスにも進出していて、そんな中この曲をフランス語で吹きこんでスマッシュヒットしたというわけです。つまり、リトル・ペギー・マーチは英語版のカヴァーだった。 以上のようなことも、ラジオで「ぺトゥラ・クラーク特集」をやったときに、手に入れた音源を流して、あれこれ話すという昔からのディスク・ジョッキー・スタイルでやらせてもらいました。 簡単に言えば、そんなこんなで色々楽しませてもらっているということ。こらからもまだしばらくは続けたいと思っているので、どうぞよろしく。 1963年の5月、全米チャートでは1位になって随分流行ったようですが、僕らも同年少し遅れて、ラジオの「9500万人のポピュラーリクエスト」などでよく耳にしたものです。 テレビでは、あのサビの部分 “♪ I~love you. I love you. I love you.・・・” のところを “♪ す~きよ、好きよ、好きよ~. ・・・” って、日本語のカヴァーで誰かが歌っていたのを覚えているんですが、それが誰だったか思い出せません。なんとなくですが、本人が日本語ヴァージョンも出していたというのも記憶にあります。あとで調べておきましょうね。 “I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 5月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。 1. Pipeline (The Chantays)[#5] 2. Can’t Get Used to Loving You (Andy Williams)[#3] 3. Puff, The Magic Dragon (Peter, Paul & Mary)[#2] 4. Red House (The Jimi Hendrix Experience) 5. Tell Mama (Etta James) 6. Always Something There to Remind Me (Sandie Shaw) 7. (They Long to Be) Close to You (Dusty Springfield) 8. That’s All I Am to You (The Animals) 9. One Love/People Get Ready (Bob Marley & the Wailers) 10. I Will Follow Him (Little Peggy March)[#1] リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と10.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの日(5/11付)の Cash Box top Singles 上位曲 (#印が順位です)。4.はこの日がジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのベーシストのノエル・レディングの命日(2003.5.11没,享年57)で。7.は「今月の歌」ダスティ・スプリングフィールドで。なぜこの曲なのかは今回明らかにする予定でしたが、都合により次週に持ち越しになりました。8.はこの日がアニマルズのリードヴォーカル、エリック・バードンの誕生日(1941.5.11生,83歳)で。9.はこの日がボブ・マーリーの命日(1981.5.11没,享年36)で。 以上です。次回もお楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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