カテゴリ:小説すばる2011年
小説すばる2011年11月号
研究所 三崎亜記 自分たちを動物に見せかける能力を持つ日野原さんたち。 彼女たちの能力を調べる新研究所には、 恐るべき怪物が閉じ込められていた。 (小説すばる10月号より転載) 小説すばるに三崎亜記さんが登場するのは久しぶりです。 前回の話の続きのような気がします(昔過ぎて余り覚えていない) 動物園に出かけて檻の中に座っているだけですが、 超能力で観客に動物がいるように見せかける という仕事をしている日野原。 日野原よりも強力な能力を持つ高校生・ユミちゃん。 そのユミちゃんの能力開発が元で研究所が大騒動に・・・。 のっけから「専門用語」の羅列で取っつきにくいですが、 読み始めると、もう没頭して読んでしまいます。 相変わらず不思議な話ですが、 過去の短編と比べるとかなりわかりやすいです。 出てくる「用語」は難しくてちんぷんかんぷんですが(笑) しかしわかりやすい分、三崎亜記さん特有の 不思議さが薄れているような気がします。 もう少し「奇想天外」なほうが好きですね。 読んでいてオール読物に載っていた 【増山超能力師事務所】誉田哲也 を連想してしまいました。 なんか、雰囲気が似ているのですよね・・・・ 【送料無料】小説すばる 2011年 11月号 [雑誌] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月20日 23時31分32秒
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