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2011年10月20日
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カテゴリ:小説すばる2011年
小説すばる2011年11月号
研究所 三崎亜記

自分たちを動物に見せかける能力を持つ日野原さんたち。
彼女たちの能力を調べる新研究所には、
恐るべき怪物が閉じ込められていた。

(小説すばる10月号より転載)

小説すばるに三崎亜記さんが登場するのは久しぶりです。
前回の話の続きのような気がします(昔過ぎて余り覚えていない)

動物園に出かけて檻の中に座っているだけですが、
超能力で観客に動物がいるように見せかける
という仕事をしている日野原。

日野原よりも強力な能力を持つ高校生・ユミちゃん。
そのユミちゃんの能力開発が元で研究所が大騒動に・・・。

のっけから「専門用語」の羅列で取っつきにくいですが、
読み始めると、もう没頭して読んでしまいます。

相変わらず不思議な話ですが、
過去の短編と比べるとかなりわかりやすいです。
出てくる「用語」は難しくてちんぷんかんぷんですが(笑)

しかしわかりやすい分、三崎亜記さん特有の
不思議さが薄れているような気がします。
もう少し「奇想天外」なほうが好きですね。

読んでいてオール読物に載っていた
【増山超能力師事務所】誉田哲也
を連想してしまいました。
なんか、雰囲気が似ているのですよね・・・・


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最終更新日  2011年10月20日 23時31分32秒
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