カテゴリ:小説すばる2021年
小説すばる 2021年5月号
愚者の階梯 第四回 松井今朝子 天下の二枚目スタア宇津木典英から 相手役に指名された。 澪子は有頂天になって夫の寛右衛門に話す。 (小説すばるより転載) 大道具方の長谷部から治郎は 川端専務に関して驚きの話を聞く。 かなり大きな金が動くでしょうから、 まあいろいろあるのでしょうね。 しかし、これが事実とは限りません。 一方、笹岡警部は川端専務の死亡には 自殺か他殺かの判断を決めかねていた。 澪子は宇津木典英に抜擢されて 撮影に望んでいたが、 うまく演技が出来なくて悩んでいた。 不穏な雰囲気が全体を覆っています。 川端専務は自殺なのか?他殺なのか? 自殺ならそのきっかけは? 他殺なら、誰がどういった目的で 殺害したのか? 謎は深まるばかりで、 一向に解決しないのは いつものことですが、 それにしても何も見えませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月10日 18時26分54秒
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