カテゴリ:小説すばる2021年
小説すばる 2021年5月号
黄金の刻 第十一回 楡周平 関東大震災の爪痕は大きく、 精工舎の工場にも甚大な被害をもたらした。 金太郎は、社員たちの自発的な行動に 感銘を受け・・・。 (小説すばるより転載) 震災で工場は焼け野原になる。 工場跡を見に行った金太郎は 不思議な光景を目にする。 社員の行動に感銘を受けた金太郎は 突然やる気まんまんになり、 ある決断をする。 今までも何度もピンチをチャンスに変えてきた 服部金太郎ですが、今回の大ピンチも またもや精工舎の発展につなげてしまいます。 それには社員の力が大きいのですが、 その社員を育てたのは金太郎の哲学と 幹部の力ですから、どっちも大したものです。 そして時計の名前を変える金太郎。 おお〜、ついに来ましたか! という感じです。 成功譚は続く、でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月19日 22時24分02秒
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