ヒトラー　第一回　佐藤賢一（小説すばる2021年7月号）

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2021年06月23日

カテゴリ：小説すばる2021年

小説すばる　2021年7月号

ヒトラー　第一回　佐藤賢一

ヒトラーとは何者だったのか。
欧州歴史小説の第一人者が
二十世紀を揺るがした怪物に迫る。
（小説すばるより転載）

佐藤賢一さんの新連載は、
なんと、あのヒトラーです。

歴史小説とは言え、
二十世紀の話なので、
佐藤賢一さんにしては新し目の時代(^o^)

私はヒトラーのことを何一つ知らないので、
この小説で勉強が出来そうです。

第一次世界大戦の終わりから話が始まります。

ドイツの敗戦で終わる第一次世界大戦の終戦を
ヒトラーは軍隊の上等兵で迎えます。

居心地のよい軍隊から離れたくないヒトラーは
命じられればどこにでも行くという三十歳。

軍隊にしがみついているうちに、
ユダヤ人排斥という思想に触れ、
自分の演説がうまいという才能に
気づいていく過程が、
佐藤賢一さんらしい、わかりやすい
文章で書いてあります。

登場人物と地名が馴染みがなくて
少々苦労しますが、
今の所読みやすくてついていけてます。

最後まで読めるといいなあ・・・。