カテゴリ:小説すばる2021年
小説すばる 2021年9月号
プリテンド・ファーザー 第二回 白岩玄 休日のショッピングモールに、子連れで買い物に やってきた恭平と章吾。久しぶりに一人で服を 選べる開放感にひたっていた恭平だったが・・・。 (小説すばるより転載) 子連れの男ふたりでショッピングモールに出かけたが、 他人の目が気になってしまう恭平の気持ち、 良くわかります。 私も恭平の立場だったら、とっても気にしてしまいそうです。 でもそれは、章吾が考えるように、私も 同性カップルの存在をどこかで下に見ている ということでしょうね。 自分の偏見に嫌になります・・・・。 恭平は気の回らない、ちょっと嫌なヤツ、 と思っていましたが、自分が同じ人種だったとは! う~ん、自分の嫌な面を見させられているような小説です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月26日 21時36分56秒
[小説すばる2021年] カテゴリの最新記事
|
|