|
|
|
2024年02月01日
カテゴリ：小説すばる2024年
小説すばる 2024年2月号
凶花 第一回 黒川博行 いよいよ食い詰めた建設コンサルタントの二宮。 そこへ久々に”サバキ”の仕事が舞い込むが・・・。 大人気ハードボイルド「疫病神」シリーズ最新作！ 帰ってきた最凶コンビが、またしても大暴れ？！ （小説すばるより転載） 黒川博行さんの新連載。 「疫病神」から始まるシリーズですが、 どれも読んだことがないので、 予備知識無しで読み始めました。 建設コンサルタントの二宮というのが 主人公のようですが、 何せ背景がわからない。 途中で二宮の過去の話が出てきて、 おぼろげながらに背景がわかりました。 今回の話は、 碧土建の青木から二宮に電話がかかってくる ところから始まります。 尼崎の病院の再開発にまつわる「サバキ」の依頼。 大規模再開発には、ヤクザや企業舎弟がまとわりつき、 工事が遅れてしまう。 そこで、ヤクザを使ってヤクザを抑える 「前捌き」が必須になってくるらしい。 「前捌き」を略して「サバキ」というそうで、 二宮はそれの専門家のようです。 その説明を読んだだけで、 もう「へぇ～」が5個くらい出てしまいました。 大規模再開発の闇って凄いですねえ・・・。 今回は碧土建の青木が「サバキ」を依頼した組に 断られたことから二宮に話が回ってきた。 二宮も知り合いの組に依頼するが、 後から断わりの電話が入る。 仕方なしに別の組に依頼するが、 やはり断られる。 ちょっと普通ではないらしい・・・。 どんな裏があるのか？ 興味津々の世界です。 楽しみな連載ですね。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2024年02月01日 22時31分34秒
[小説すばる2024年] カテゴリの最新記事
|
|
