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隠者の遠近見聞回想録

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2008/12/06
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 

かつてこの国は、
「一億総中流社会」だといわれた。

 

大多数の国民が、
中流社会市民を意識していただろうし、
その市民意識はつい最近まで根強くあったように思う。

 

その意識は、
今世紀になってから急に揺らぎはじめ、
この約20年の間にすっかり変容してしまった。

 

よく考えてみるまでもなく、
もともとこの国には「市民」など存在しないのだ。

 

存在するとしてもごく一部で、
おおかたの国民は「市民」ではなく「庶民」でしかない。

 

「市民階級」というのは、
「中産階級」と同義でブルジョアのことをいい、
市民革命の担い手になって封建制を打破し、
近代民主主義社会をつくりあげた人々を総称していう。

 

この国の場合は、
経済的には豊かになって、
外形上は市民階級のようであったとしても、
依然として「庶民階級」の域を出ない存在でしかない。

 

「市民」はインテリ・ブルジョアのイメージであり、
自らをそのように思い込むことは居心地のよいものだった。

 

人々の意識は変化している。

 

もはや自分たちは、
「市民=ブルジョア」ではないと知っている。

 

意識の変革が急速に進みつつあり、
コレは社会秩序の急速な変革を促している。

 

「善良なる市民」という幻想を棄て、
その呪縛から開放されるときだ。

 

庶民はもっと感情を露わにしても良いのだよ。

 

体裁ばかりを気にしていては立ち行かないのだ。






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最終更新日  2008/12/07 01:36:13 PM
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