テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画鑑賞
映画を立て続けに観ている。 これはなんか会員になって6回で1回無料とか、 そんなのでもいいのではないか? と、もとい。 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を観ました。 無論、3Dで。まあ、噂に違わずきれいな映像でした。 こういうきれいな映像ってのは感動するけれど、 肉眼で本物のきれいな景色には勝てないよなあ。 だから映像がすごいってのは良いことだけど、 内容が伴わないとそれだけになってしまう気がする。 もちろん現実にはありえない景色だったりするから、 それはそれ、映画は映像が素晴らしくないとね。 さて、内容なんですが、、 というか物語自体は原作の「パイの物語」通り。 インドの少年パイが船でカナダに渡る途中に遭難し、 一緒に輸送されていたベンガルトラの リチャード・パーカーをはじめとする動物たちと、 共に227日間を過ごすという物語である。 それだけのそんなに浅い物語ではないのは、周知。 「ミニョネット号事件」「ノアの反乱」、 そしてエドガー・アラン・ポー唯一の長編小説、 「 ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」 にかけてある。 まあ、あれだ。 スパイダーマンの主人公のピーター・パーカーの父親が、 リチャード・パーカーだったりで。。 ノアの反乱 1797年 リチャード・パーカー反乱罪で絞首刑に処せられる。 ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語 1838年 エドガー・アラン・ポーが出版。 リチャード・パーカー漂流のあげく、くじ引きで、 仲間に食べられる。 ミニョネット号事件 1884年 リチャード・パーカー漂流のあげく、 くじ引きは中止になったが衰弱したことを理由に、 仲間に食われる。 日本の保険会社の調査員2人がツシマ丸沈没の原因を、 つきとめるためにパイに会いに来る。 パイの話を信じない日本人に、 パイはもう一つの漂流物語を語る。 なぜ、冒頭の幼少のパイが、 賢くあったり、そして宗教に傾倒していたのか。 これは、実在したリチャードパーカーに送る物語。 何故、水兵リチャードパーカーが騙され追い込まれ、 そして死刑になってしまったのか。 何故、給仕のリチャード・パーカーは、 船員3人の食料にされてしまったのか。 ・青年は足を怪我していて、コックに足を切断されて殺される ・シマウマは足を怪我していて、ハイエナに足から食べられる ・母はコックに殺される ・オランウータンはハイエナに殺される ・少年はコックを殺す ・トラはハイエナを殺す π = 3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 … パイは、境界で神父に質問する。 何故、神は御子に・・・と。 実は、ものすごく深い意味が隠されている物語なのです。
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最終更新日
2014年01月01日 07時50分30秒
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