テーマ:徒然日記(22704)
カテゴリ:一期一会
6月4日、天安門事件の追悼集会を取材したときのこと。1989年、中国の民主化運動が武力弾圧された天安門事件の集会も、今年が最後になるかもしれない。違法集会にもかかわらず、数千人が集まった。 16歳の女子高生がいた。天安門事件について「戦車に男の人が立ちはだかる写真が印象に残っています」と話した後、こう言ったのだ。「今、香港人がその戦車の前に立とうとしているのだと思います。私はちょっと怖いけど…」 怖くない人はいない。相手は見えない戦車だけに、どこから弾が飛んでくるか分からない。それでも、戦車に立ちはだかろうとする香港人たちは必ずいる。面従腹背の市民たちも、いつか仮面を脱ぎ捨てるときが来る。息の長い戦いになるだろう。国際社会もまた覚悟を迫られている。 夜明け前が最も暗い-。最近、自らにこう言い聞かせる香港人が多い。2020年6月30日、香港は暗黒時代に入った。 言葉がない。 コレが中国共産党なのだ。 武漢ウイルスを世界にばら撒いたのも中国。 最恐最悪の中国。香港の自由を奪った。 そんな中、やはりあの男が吠えた。 東京都知事候補 桜井誠 香港デモ戦記 (集英社新書) [ 小川 善照 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月02日 06時31分30秒
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