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テーマ:ニュース(99489)
カテゴリ:少子高齢化
ちょっと古いニュースだが介護用ベッドから出火してお年寄りが焼死したという事故があった。要介護老人が自宅で一人で暮らしているというのも驚きだが、昨今ではこうした独居老人が多いようである。
老人は自宅で暮らし、自宅で最期を迎えるのが幸福だ…といわれているが本当にそうなのだろうか。 昔のように子や孫と大家族で暮らすお年よりは多くない。 一人暮らし、体の不自由な夫婦同士の二人暮らしで、それでも「自宅で暮らし、自宅で最期迎える」のがそんなによいとも思えない。 たとえ体が不自由ではなくとも、一人暮らしの老人であれば、孤独死の可能性がつねにある。 元気な老人が突然死するというのは、ある意味理想的だが、その後の問題がある。 孤独死の社会的コストは決して安くはない。 ある自治体では職員やボランティアが毎日、一人暮らし老人に電話をかける事業をおこなっているそうだが、それだって老人の身になってみると変事を待たれているみたいでいやだろう。 老後は誰とどう過ごすか…考えてみると大問題である。 孤独死を防げ、不測の事態にも対処できる老人向きの集合住宅などがあればよいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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