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テーマ:政治について(19806)
カテゴリ:時事問題
フジテレビが調査した政党の支持率についての調査結果をみた。
おおざっぱにみると、自民が減少し、民主が増加といったところだろうか。 現政権に不満を抱く層の支持を民主が一手に引き受けている。 そんな構図である。 http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/090301.html ※ それにしてもわからない。 現政権に不満といっても、その不満の中味はいったい何なのだろうか。 貧困や格差の拡大。雇用についての不安。 もし人々がそうしたことに問題意識をもっているのだったら民主党は受け皿になるわけもないのに・・・。 民主党は雇用の規制緩和を自民党とともにおしすすめてきた政党ではないか。 民主党の中にも新自由主義的立場にたつ議員は多いではないか。 マスコミの吹く二大政党制だの政権交代だのという笛に踊って現状不満層が民主に流れているだけなのだろうか。 いやいや人々がそんなバカだとは思えない。 本当の話、貧困とか格差を問題視している人というのは実はほんの一部だけで多くの人は総理が漢字が読めないことや、大臣が酔っ払って記者会見をしたこと、官僚が天下りでいい思いをしていることに怒っているだけなのかもしれない。 まあ、それならそれでけっこうなことなのだろうけど、実はもっと別の可能性もある。 人々は本当は、雇用法制や労働政策をきちんとして、多くの若者が将来に希望を持つことができる社会を望んでいる。福祉政策が充実して安心して生活のできる社会を望んでいる。 ゆきすぎた格差を是正する国家としての再分配機能を重視する政策を願っている。 ただこうした願いに応える魅力ある政党がまだ見えてこない。 これこそが真の理由なのではないか。 どうもそんな気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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