七詩さんのHP

最近、youtube動画で図形問題のサイトをよく見る。
三角形や四角形の図があって、角度、長さあるいは面積をもとめるというアレである。
懐かしい…というか、楽しいというか、昔けっこうこういうのって好きだったんだよね、と思いながら楽しく視聴している。中には中学入試問題とかもあって、算数ってそんなに難しかったっけ、算数というからには三平方とか使えないし、かえって難しくない？
いまさらこういうのが解けるようになったとしても、何かよいことがあるというわけでもないのだけれども、子や孫が学齢期なら教えてやることもできるし、まあ、そうでなくともボケ防止くらいにはなるだろう。
ずっと昔の中学時代、こういう問題が好きだったときは図形問題は暗記科目だった。たいてい問題にはいくつものパターンがあって、それを記憶しておけば、まず解けた。だからまず問題をざっとみて、覚えているパターンの問題を見つけると「あ、やった」と思う時の快感は今でも覚えている。たぶんこうした問題は解くのもさることながら、問題を作る方がもっと難しいだろう。その昔の和算の算額もこんな図形問題が多かったようだが、こういうのは出題者と回答者の一種の試合のようなものだったのだろう。
中学の時の先生はそのあたり優しいというか手抜き？というか、教科書にでてくる問題をちょっと変えた問題を出すだけだった。だから図形問題がそう難しいと思っていなかった。高校に入ると、とたんにそれが難しくなったのは、教師が全くオリジナルな問題を出すようになったからだろう。
まあ、試験も成績も気にしなくてよくなった今、もう一度楽しく図形問題の学びなおしをするのもよいものである。