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＞特にサプリのうち、機能性表示食品は国が安全性や機能性の審査を行っているわけではなく、届け出た情報をウェブサイトで公開しているだけだ。

機能性表示食品とはそういうもので、特定保健用食品と違うというのは、常識の範疇です。医薬品か医薬部外品か素人には分かりにくい商品もあるのと同じ事で、今更このシステム自体を安倍残滓の様に言っているコアラ並の低能どもは、本気で目噛んで死ねと思う。

＞そうしたものは素人がみてもわかりにくいし、おそらくそのサイトを見る消費者は少ないのではないか。よく宣伝している商品だから買う、一流企業の商品だから買うというのが実態だろう。機能性表示食品というように食品と銘うっていても、錠剤やカプセルになっていれば機能も安全性も、素人が判断するのは不可能である。

まあそうですね。ただ、現代は買う側も、医学薬学の知識が乏しくとも類似商品が多数あるわけですから、簡単に他社商品と比較出来ますし、必ずしもレビューの内容が正しくないにせよ、レビュー数と得点数に乖離がある商品を避ける事で、最大公約数的な買い方は出来ます。まあ、その中で企業やブランドのネームバリューというのは重要な要素とは言えると思います。

＞そしてまた、製薬会社の方もサプリで稼ぐことを覚えると地道な薬品開発に手が回らなくなるということがあるのかもしれない。薬品を世に送り出すのには大変な手間がかかるのだが、機能性表示食品は会社の信用と気の利いたネーミングや広告の仕方で売れる。

いや、そんな安直な話がありますかいな。大体、小林製薬は製薬と名は付いていますが、医薬品売上は大体1/4で、しかもその大半は家庭用医薬品でありますので、純粋な製薬会社ではなく、健康・衛生用品の一部に医薬品があるという位置づけです。ですから、ライバルになるのは、武田を筆頭とするガチの製薬メーカーではなく、P&G、花王、エステー、ライオンといったあたりになるでしょう。ですから、元々市場原理に負うところが大きいわけですよ。

一方で、ガチの製薬メーカーは、莫大な研究開発費と人件費をかけて、特許によって莫大な利益を得るスタイルですから、全然畑が違いますよ。ガチの製薬会社が、片手間にやるのではなく、先行投資がかさむからといって、健康衛生用品業界に後発で参加するのは、かなりリスキーでしょう。

＞今度の騒動はサプリ市場そのものの曲がり角になるのかもしれない。

まあ、一時的には大きな影響が出るでしょうが、長期で見れば大した影響はないですね、大体、健康や美容業界というのは、医学的、薬理学的に見れば、全くの嘘や、嘘とは言わないまでも根拠薄弱な事はこれまでも多々あったわけですし、ましてや今回は、企業側の手落ちや予見性は、おそらくないわけでありますから、長期的に見ればむしろ同情票が集まる可能性の方が高いと思います。高齢化社会を迎え、長期的に見れば需要がなくなることはないと思います。

付言して小林製薬に限った話をすれば、現在の財務面では非常にしっかりとした企業だと思いますので、特損処理をうまくやりさえすれば、必ず立ち直るであろうとボクは考えています。 (2024年04月05日 22時08分58秒)

鳩ポッポ9098さんへ
化粧品と同じでこうしたものは需要があるかぎりなくならないものかもしれません。ただ一時的かもしれませんが消費にブレーキがかかるのでしょうね。
今回の件ではサプリと健康被害とのメカニズムがわかっていませんし、厳密な原因も特定されていない。サプリ接種者はもともと高齢で健康といえない人も多いこともあって、別の原因による場合もあるのかもしれない。 (2024年04月07日 07時13分32秒)