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カテゴリ:コスメティックス・アンド・ザ・シティ
資生堂から久々にシャンプーが発売された。その名はTSUBAKI。髪にいい椿オイルを配合したシャンプーで「日本の女性は美しい」というキャッチコピーや漆を思わせる朱色の美しいボトルデザインからもなんだか最大手の力の入った商品なんだなという感じが伝わってくる。(コンセプトはアジエンスの二番煎じ感が否めないけど) キャンペーンも豪華に50億円を投入し、六人の人気女優を起用。(仲間由紀恵、観月ありさ、広末涼子、竹内結子、上原多香子、田中麗奈) 実際のCMを見ての感想は、「うーん・・・」 マキアージュの二の舞という感じ。というかマキアージュよりも垢抜けない。もっと言えば資生堂じゃなくてカネボウや花王のCMみたい。 人気者を集めてお金をかければいいってもんじゃないでしょう。 まず人気女優だけど絶対六人もいらない。一人当たりのカット数が限られて散漫な印象になってしまうし、みんな資生堂のCMに出ていたから目新しさがない。仲間由紀恵と竹内結子(出産後の復帰という話題作り)ぐらいでいいでしょう。三、四人に押さえるべき。他の四人に黒髪や美髪のイメージないし、広末涼子にいたっては髪の量が少なすぎる。有名人に頼るばかりではなくてまだ手垢のついていない美女を上手く使って「あれ、誰?」ってやるのが上手だったのに。(UVホワイトのマッケンジー・ハミルトンとか)あと若い女優だけじゃなくてもう少し上の世代の女優も出して幅をもたせたほうがよかったのでは。 それに後姿で歩いて美髪をアピールしたりゴルフをしたりサーフィンをしているエキストラのモデルもいらないと思う。一般人役のエキストラなんてCMでは見たくない。美しいタレントを使って「こんな風にきれいになりたい」と女性に夢を与えてこその化粧品CMでしょうが。それにうじゃうじゃいすぎて怖いよ。絶対あんな海でサーフィンやったらぶつかるって。 あと歌。SMAPが♪ようこそ~日本へ♪と歌っているのにも脱力。光GENJIかと思ったよ。 せっかく自社トレードマークの椿にちなんでつけられた名前を持つ商品なのだからもっとなんとかならなかったのかなあ。今の資生堂ってちょっと変。 「メイク魂に火をつけろ」の頃のピエヌなんて本当にかっこよかったのに。 あと栗山千秋の使いどころ間違ってるよ。マキアージュじゃなくてこっちでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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