2883654 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

@itan-journ@l

@itan-journ@l

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

aitantanmen

aitantanmen

Category

ファッソン通信

(99)

I shop therefore I am

(91)

私の名前は@i・tantanmen

(114)

シネマ感想:あ行

(76)

シネマ感想:か行

(53)

シネマ感想:さ行

(81)

シネマ感想:た行

(60)

シネマ感想:な行

(20)

シネマ感想:は行

(92)

シネマ感想:ま行

(41)

シネマ感想:や行

(10)

シネマ感想:ら行

(36)

シネマ感想:わ行

(9)

シネマ感想:数字

(8)

ミュージック・スターベーション

(30)

コスメティックス・アンド・ザ・シティ

(30)

ブックブック こんにちは

(17)

やっぱりチェコが好き

(15)

海外ドラマ:シャーロック・ホームズの冒険

(14)

転職びんびん物語

(14)

転職びんびん物語R

(12)

いい旅の香り夢気分

(17)

国際同棲→結婚びんびん物語

(20)

ホーチミンの休日2006

(8)

プラハのクリスマス2006

(6)

パリの休日2007

(8)

バリ島のGW2008

(5)

プラハのクリスマス2008

(8)

ロンドンのGW2009

(8)

プラハのGW2009

(6)

グアム島の休日2009

(4)

北インドの休日2009

(20)

プラハのクリスマス2009

(2)

KL&ランカウイ島の休日2010

(5)

KL&マラッカ&レダン島の休日2010

(8)

KL&コタキナバルの休日2010

(9)

ソウルの休日2011

(9)

バリ島のGW2011

(14)

スリランカの休日2011

(28)

KL&ペナン島の休日2011

(12)

プラハ、パリ 親子旅2011

(19)

ズノイモ、ウィーン、テルチ親子旅2011

(5)

ティオマン島、マラッカ、イポーの休日2011

(24)

プラハのクリスマス2011

(7)

ソウル経由、KLの休日2012

(13)

シンガポールの休日2012

(10)

カンボジア シェムリアップの休日2012

(27)

京都はんなり親子旅2012

(10)

KL&マラッカの休日2012

(17)

ベトナム ホイアン&ダナンの休日2012

(21)

Freepage List

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2010.12.19
XML
カテゴリ:シネマ感想:さ行


 

シャネル映画の「ココ アヴァン シャネル」、「ココ・シャネル」よりも面白かった。前作の2本は、伝記映画的な感じですが、本作は成功後のシャネルとロシアの作曲家ストラヴィンスキーの芸術を通じた不倫恋愛を描いています。

冒頭、シャネルとボーイ(カペル)が英語で話していたので、もしかして台詞は全編を通じて英語なのでは・・・と嫌な予感がしましたが、ちゃんとフランス語とロシア語の台詞だったので、ホッ。

シャネルを演じるのはもう随分昔からシャネルの広告に出ているアナ・ムグラリス。シックないい女、そして細い!アリュールのある女、と言うのはまさに彼女の為にあるような言葉なのでは?さすがシャネルが長年使っていることだけはあるなあ・・・と、初めて女優としてのアナ・ムグラリスを見て思ったのでした。

ストラヴィンスキーは、鳥顔のナイスミドル(また出たこの言葉・・・)マッツ・ミケルセン。とにかくカッコイイ。丸いメガネ萌え、ロシア語萌え、シャツの上からでも分かる筋肉萌え~なこと必至です。

このとき既にデザイナーとして大成功を納めていたシャネルは、フランスに亡命中だったストラヴィンスキー一家を別荘に招き、パトロン的な感じで創作の援助を行います。シャネルの別荘のオサレさも一見の価値あり。基本的にモノトーンで、アールヌーボーっぽい感じのお部屋にバラが惜しみなく生けてある花瓶が置いてある感じ。こういう生活感のないお部屋はオサレだけど、どうもね・・・。だってティッシュペーパーや、お菓子の袋、リモコンなんかが共存出来ない空間なんですよ!

ストラヴィンスキーの奥さんも、「色がない部屋ね・・・」と言って、持参したフォークロア調の布を吊るしたりするんだけど、私もそっち派です。そして、当初から、先進的な芸術家という共通点もあり惹かれ合っていたシャネルとストラヴィンスキーは不倫の関係に。

もしシャネルが現在に生きていたとしても、充分にセンセーショナルな女性だと思いませんか?孤児から裸一貫で、伝説のデザイナーになり(愛人やってた時代もありましたが)、フェミニストだし、目をかけた芸術家には惜しみなく援助をし(しかもその家族まで面倒を見て)、モラルに縛られることなく恋愛をし・・・。ストラヴィンスキーの奥さんが「あなたのモラルのなさに我慢出来ません」と言った気持ちもよくわかります。でも、シャネルが男だったら?それだったら、あり得る話なのかもしれません。

芸術家同士で魂の交流を持ったシャネルとストラヴィンスキー。それぞれ晩年になった二人の描写もちらっとありますが、ここは別になくてもよかったのでは・・・?とも思いましたが。

文化的な香りがして、シャネル的モノクロームファッションを着た動くアナ・ムグラリスと、エロス美中年マッツ・ミケルセンが退廃的な設定の中、愛を交わす・・・ああ~、ヨーロッパだわ~って気分になれるし、目の保養になる映画です。年末お時間のあるときにDVDでチェックするのにいいのではないかと。冬休み推薦DVDです!ちなみにR18。借りたくなったでしょ???

 
余談:マレーシアに行くとき、成田でシャネルのビューラーと新しいマスカラをゲットしました。ビューラーは、夏に限定で出たけど定番になったようです。カーブが深めで、私にはちょうど良かったです。これで、高校生の時から使っているキスミーのビューラーが引退出来るか・・・。
 
そしてマスカラ(スブリームドゥシャネル)もいい。アジア女性の為に開発されたマスカラと言うことで、お目めパッチリです。しかし、何よりシャネルのマスカラがすばらしいのは、パンダ目にならないってこと!!!ランコム、ディオール、マジョリカマジョルカ、ヘレナ、エスティー・ローダー、ロレアル、ファシオ、ヴィセ、デジャビュ、メイベリン・・・色々試したけども、もうマスカラは一生シャネルで浮気しません。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.01.10 23:21:57
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.