憧れの国インドへ~5日目その2:ジャイプールでお買い物
ランチのあとは、お待ちかねショッピングタイム!なんてったて、ジャイプールは宝石の街。素敵な指輪を買いたいわ~、さあ、ジュエリーショップへ連れて行ってちょうだい!!と、王様のブランチの姫様(はしのえみ)のような気分になる私たち。だって女の子ですもの。宝石やアクセサリーには目がないのよね!ぐふふ。Jewels EmporiumM.l.Road,Jaipur - 302 001 (Raj.) India+91-141-2363918, 4060000ということで、連れて来られたのはJewels Emporiumという宝石店です。店に入ると、薄暗かった店内にパパパパッ!と電気がつき、宝石が並ぶカウンターの向こうには今、昼寝から目覚めたかのようなインド人のおじさん店員たちの姿が浮かび上がりました・・・。日本では、宝石とか洋服とかは若い女性店員さんがほとんどなのに、なぜかインドではおっさん店員が接客するんですよね。不思議だな・・・。まずは地下にある宝石工場から見学。石を磨く部署、デザインする部署、石を台座にセッティングする部署・・・とココの店は完全分業なんだそうです。各チームがスペシャリストなんだということを強調している感じでした。 原石を磨いている部署 完成品に磨きをかけてる部署こんなの磨いてるよ~と見せてくれました。「マダーム、こちらに!」とガラス張りのブースに連れて行かれ、いざショッピング(というより、商談)!まずは、あみーごの買い物から。やはりインド名産のスタールビーをすすめられ、あれこれと石を見せてもらいます(気に入った石でリングをオーダーできます)。大きいのや小さいの、色々あるけど・・・・やっぱりスタールビーはルビーだけあって、高いんですね・・・。色々見たけど予算&デザインの関係で、あみーごは小さいスタールビーをシンプルな14金の台座にセットすることにしました。インドの指輪はなぜかシンプルなものが少なくて、メインの石の周りに粒ダイヤで縁取りしているようなデザインばっかり。うー、これダイヤがなければもっとシンプルで可愛いのに・・・と思うことが多かったです。「ダイヤなしでないの?」と言うと、「どうしてダイヤ付きなのに嫌いなの?ダイヤだよ? 」というリアクション。彼らにとっては華美なデザインのほうがウケがいいと思っているようです(値段もダイヤ分上がるからかもしれないけど)。なので、日本人のヤングウーマンはー、シンプルなのが好きなの!と強調しておきました・・・。私は、ムーンストーンの指輪を購入。(ケイト・モスが、一時期大きなムーンストーンっぽいリングをよく付けていませんでしたか?その真似っこです・・・)値切って日本円で2万3000円くらいでした。あとから見せてもらったけど、このお店は地球の歩き方にも載っている老舗宝石店で、値引きには応じないとのことでしたが、がっちりディスカウントしてもらいました。もちろんサーティフィケート付きです!次は、日本にいたときからチェックしていたGem Palaceという宝石屋さんへ。こちらも有名店なのでフィガロに掲載されていました。なんでもチャールズ皇太子やナオミ・キャンベルも来店したことがあるそうで・・・。(ちなみに、Jewels EmporiumもGem Palaceもランバーグパレス内に小さなブティックを出しています。でも路面店のほうがやはり品数豊富)こちらも店内が薄暗く、入店するとボオッと宝石たちが浮かび上がるようなムーディーな照明がともりました。店員さんは妙齢のインド美人が一人。こちらはインドのお店にありがちな、「安いよ、素敵だよ、さァ買った買った! 」的行け行けドンドン接客の間逆で、商売っ気まるでなし。「欲しければ、出すけど~」という感じで、ちょっと東京のスカしたおされショップのようなツンデレ接客です。フランスのジュエリーデザイナーブランド、マリー・エレーヌ・ド・タイヤックもジャイプールの石と研磨技術を使用しているブランドで、こちらに工場があるそう。だからなのか、マリー・エレーヌっぽいおしゃれなデザインのアクセサリーもちらほら・・・。私はマルチカラーの宝石を使ったブレスレットが欲しかったので、あれこれ品定め・・・。最終的に候補を二つに絞り、あみーごにどっちがいいか聞くと、「こっちはジューシーロックでも買えそうだけど、こっちは石を留めるデザインが凝ってる」という的確なアドバイス。雨だれのような宝石が揺れるこのブレスレットにしました。お値段11000ルピー(約2万2000円) こちらがジャイプールの戦利品Jewels Emporiumで買ったムーンストーンのリングとGem Palaceで買ったアクアマリンのブレスレット♪ あみーごは透明な石のブレスレットをお買い上げ。現金で払ったら10パーセントオフということで、なけなしの現金をはたいて購入しました。(ドル、円、ルピーでお買い物できます)お会計のため、奥にさがったインド美人・・・数分後、ドラゴンクエストに出てくる商人トルネコにそっくりのオヤジが彼女を怒鳴りながら出てきました。「ルピーなのか、円なのか、どっちなんだ!」と怒っているよう・・・。結局、最後はオヤジが自己完結して納得したみたいですが、ちょっとヒヤヒヤしました。その後は、フィガロに載ってたみたいなキラキラがついたゴージャス布ポーチが欲しいわ~!ってことで、バッグや小物のお店に連れて行ってもらいました。連れて行かれたお店は・・・お店というよりは問屋みたいな雰囲気の店で、カラフルなインド布が壁全体にどっさり積まれているところ。ものすごく可愛い布のお店なのに、ここも従業員全員おっさん(お兄さんもいたけど)です。フィガロの写真を見せて、「こんなイメージのものを探しているんだけど・・・」と言うと、隣のクッションカバーの写真を見たおっさん(彼もちょっとトルネコ入ってる感じ)が、「これ、俺のデザインだよ! 」と言い、現物を持ってきました。「ええー、また、わからないと思って適当なことを・・・」と笑っていたら、本当にフィガロに載っているお店でした。しかも婦人画報のインド特集にも載った!と雑誌を見せてきました。本当だー・・・婦人画報によると、エマニュエル・ウンガロ(!)や、カール・ラガーフェルド(!!)も来店するお店とのこと・・・・マジで・・・・?!テンションが上がってきた私を見て、別のスタッフが「Look, she is my American Friend!」と来店した人の写真を見せてくれました。そこに写っていたのは・・・アナ・スイ! ひえー、この店ヤバイね~と手を取り合う私たち。既製品もありますが、店にある大量の布を選んでオーダーメイドも叶姉妹(夜にホテルまで届けてくれる!)。布も、アノーキとは違うテイストで、ビーズや刺繍に贅を尽くしたエレガントなインドテイストです。今考えると、クッションカバーとか、ベッドカバーとか、オーダーすりゃよかったな・・・・と思うのですが、現金不足の私はあみーごがオーダーメイドするポーチと同じものを作ることにしました。 あみーご商談中。同じ布でも、使う布の部分で全然イメージが変わるので、ここと、ここを使って・・・と自分の好きなようにデザインできます。 これが完成品。1つ焼く1200円くらい・・・だったかな?またジャイプールに行ったときは必ず色々オーダーメイドしたい!!と思うお店でした。お店はこちら:Saurashtra Impex7-9, Inside Jorawarshing Gate,Opp.Ayurveda College, Amber Road, Jaipur-302 002 Rajasthan INDIA,Shop phone:91-141-2635774, 6548323これで、色々あったジャイプール編は終わり。可愛いパレスに、ゴージャスホテルに、象に、手相占いに、宝石、布製品・・・のピンクシティ。また絶対行きたいです!(続く)