ぶらっとシンガポール~3日目:アラブストリートで異邦人
さて3日目。今日は午後の飛行機でKLに戻る日なので、時間まで観光です。起床してテレビをつけると、たまたまインドネシアのおかま番組のようなものがやっていたので、それを見ながら支度。おかまちゃんは、朝から「スラマ~~~ッパギ~~~♪」とテンションが高い。Vホテルラヴェンダーの下にあるフッコッ(シングリッシュでフードコート)に行き、朝食。私はフィッシュボール入りのスープ麺を、友人Iはホッケンミーを食べる。しかし・・・私のは大ハズレ!!!フィッシュボールに味がないし、麺もびよんびよんに伸びている。美食の国シンガポールのフッコッでもハズレがあるのね・・・まさかのハズレにテンションが下がる私。これから行く方に警告ですっ。ラヴェンダーにあるフッコッのスープ麺は絶対にオーダーしないようにして下さい!ダメ、ゼッタイ! まさかの大ハズレ。麺も伸び切っているのがわかる・・・。トホホ・・・。昨日、ご一緒させて頂いたLさんおすすめのアラブストリートに行ってみようということで、電車に乗って出発。ここにはモスクがあって、周りにはイスラミックなレストランや商店が軒を連ねているというエキゾチックエリアです。 最寄り駅のBugis駅で下車、中華系のおじさんにモスクの場所を聞き徒歩で行こうと思ったんだけど、意外と遠い。徒歩7分とあったんだけど迷ってしまい20分くらいウロウロしてしまいました。暑かったし、ここはさくっとタクシーで行った方が正解だったなあ。 球根のようなドームが見えて来た! 香料を売るお店もいっぱい。時間があったら、俺プロデュースの香水を作ってもらいたかったかも! ムスリム女性のおしゃれの極意は布にあり!とばかりにカラフルな布を売るお店もいっぱい。 モスク近くで見つけたプラナカンな窓。やはりプラナカンなものが気になってしまうのだった。 モスクの表参道にあったエキゾチック満点のレストランは、トルコレストラン。ここでレモネードを飲みましたが、ムードたっぷりでディナーも素敵そうでした。 フィガロヴォヤージュっぽさを意識してとった一枚・・・。そういえばトルコには2年前から行きたかったのだった・・・。プラハに里帰りするときにイスタンブール経由の便で行ってトランジットがてら観光しようと思っていたんだけど、思っている間にそのチケットが売り切れるという憂き目にあっていたのです。あとモロッコにも行きたい・・・。モロッコとは浅からぬ縁があるのだけど(この話はまた今度にでも)、中東はまだ見ぬ憧れのデスティネーションとして私の中でファンタジーを増して行くのだった・・・キラキラ。アラブストリートは日中もいいけど、黄昏時に行くのがエキゾチック具合も増して良さそうです。口ずさむ歌はこれで決まり!↓ ランチはBugis駅と一体化したモールにある吉野屋(!)で。マレーシア在住の友人Iが牛丼に飢えていたため・・・。しかし、久しぶりに食べた牛丼、結構美味しかった。店の中はちょい古めのJ−POPが流れていて落ち着くっちゃ落ち着く。大滝詠一が歌うドラマ「ラブジェネレーション」のテーマがかかり、「この曲なに?」と友人I。「ええ?ラブジェネ知らないの?」と、ラブジェネレーションがどんなドラマだったかこんこんと説明する私なのだった。「キムタクが松たかこ(キムタクのことが好きだけど別れて実家に帰るという設定だった)の作った弁当を触って、『まだあったけーじゃねーかよ!』と絶叫して東京駅に向かうんだよ」と説明しておきました(笑)。2泊3日のシンガポールの旅はこれで終わりです。引き続きクアラルンプール居候日記に戻ります。