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テーマ:今日の出来事(292454)
カテゴリ:日々の日記
先日、母が倒れたことを書いたところ、たくさんの方からあたたかい励ましの言葉をいただきました。本当にありがとうございます。
ブログをやって本当に良かったと思いました。 さて母ですが、手術の後は今のところ落ち着いている状態が続いています。 まあ、たまに意味不明なことを言いますが、ちゃんと会話はできます。 熱も手術後は高めでしたが、今日は平熱のようでした。 ただし、クモ膜下出血は発症から2週間は要注意です。まだまだ気は抜けません。 母がいちばん辛いこと、本人曰く「両手が抑制されていること」らしいです。 とにかく両手が動かせないので、体勢が辛くなっても自分では動けないわけです。 妹や父はこの姿を見て「かわいそうだ」といいます。 しかし、私はまったく思いませんでした。 私は仕事を辞めてから、考えてみたらもう1年ちょっとになります。 前職は一応看護の仕事をしてました。ですので数は少ないですが自分が患者さんに対して、抑制帯を使って抑制をしたりしてました。 暴れてケガをするのを防ぐ、点滴など身体につながってる管を勝手に抜かないように。などなど・・・ 治療のために抑制は必要な行為です。 実際、母は抑制をしていないときにすこしばかり不穏状態に陥り、点滴を自己抜去してしまったらしいです。これを看護師さんから聞いたとき、母のことよりも「担当の人は事故報告書書くことになっちゃったのかなぁ~」なんて思っちゃいました(^^;) そのこともあって、現在の母の両手はばっちり抑制されています。 「ほどいてちょうだいよ~」と私にやや荒い口調で言うときもあります。そのつど私はゆっくりと必要性について説明し、納得させてます。すると、 「まいったわねぇ~、ほんとまいったわ」と母は目を閉じたままこう言うのです。 まだ点滴もあるし、頭の傷のこともあるからもうしばらく抑制は必要だなと勝手にアセスメントしてしまう。 家族の見舞いのはずなのに、仕事の時のようにすごく客観的に見てしまう。 これはある種、職業病のようなものなんだろうかねぇ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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