キューバの新着レストラン
キューバご飯は基本的には日本人の味覚に合うと思っている。味付けは、塩・レモン・ニンニク・クミン(香辛料)だし、特別変わった味がする分けではない。主食はお米(日本のとはモチロン種類が違います)だし、それに加えよく豆を食べる。 困るのは、キューバ全土どこに行ってもどこで食べても同じものばっかり・・これには、さすがに飽きてしまう。ってことで、スペイン料理の新着レストラン情報。さっぱり味が欲しくなる私たち日本人からすると、スペイン料理もまたコッテリだが、目先が変わってよろしいのでは。かの有名なレストラン”EL ALJIBE(エル・アルヒーべ)”の隣のブロックにあります。 名前はズバリ”La Casa Espanola(スパニッシュ・ハウス)。国営です。なんだか、高そうな雰囲気だったので、遠めに見ていたけれど、ある機会があって行ってきました。いいんじゃあないですか。前菜とメイン、アルコールにコーヒーまで飲んで一人15CUCほど。中は重厚なヨーロッパのアンテイーク風。大人にお勧め。ここは悪名高き元バチスタ大統領(59年の革命前)の専属弁護士の家だったと言う。 当時のブルジョア連中の隆盛振りがよく伺える豪勢な家。家が出来上がったのと期を同じく革命が勝利してしまい、当人達はほんの短い期間しか住めなかったのだという。革命後、当然家主は国外へ行ってしまったので、新政府が接収.(そりゃあ、恨みつらみにもなるわねえ・・)その後国営の会社などが代わる代わる使用していたが、お化け屋敷のように朽ち果てていた。このエリア、Miramar(ミラマル)は、59年革命以前に隆盛を誇っていたであろう人々の、ハイソな一件家が軒を連ねる。観光のメッカ旧市街とはまた違ったキューバの一面が見えるでしょう。LA CASA ESPANOLA (ラ・カサ・エスパニョーラ)住所=>Calle 7ma esq.a 26, Miramar, Playa営業時間=>12:00PM~深夜まで