【黄斑上膜(おうはんじょうまく)になりました】
元々目が悪く、強度の近視&乱視&老眼の三拍子でしたが生活に不自由は有りませんでしたが、今年に入ってから右目が霞み、細い影が動いて見えるように。でもって、心当たりが。。。【飛蚊症とは】 皆さんは、黒い点や虫のようなもの、または薄い雲のようなものが視野の中に見えたことはないでしょうか。このように、視界にごみや虫のようなものが飛んでいるように見える症状を飛蚊症(ひぶんしょう)と呼びます。目を動かしても、影は同じ方向に移動しかつ細かく揺れるので、その名のとおり目の前を蚊が飛んでいるように感じます。ただし、影の形は、ひも状のものやリング状のものなどさまざまです。いつもは気が付かなくても、白い壁を見たときや空を見たときにははっきりと現れることが多いといわれています。ほとんど場合は、加齢などの生理的変化によるものですから、心配いりませんが、たまに網膜剥離など重篤な疾患の前触れであることがあるので注意が必要です。以前から時々影が見えたので飛蚊症は理解していましたが、目が霞んでぼやけるのが分かりません。取り合えず、今の眼鏡が見にくくなっていたので、変えたら見えやすくなるのではと眼鏡市場に新聞や本が見えずらかったので、近くがよく見えるレンズにしてもらい、新聞や本が”劇的”に見えるようになりました。が。。。。ぼやけは治らないこうなると専門家に見てもらうしかないので、ネットで調べて2月に駅前の眼科に行くことに。仕事帰りの5時過ぎで込み合っていましたが「評判がいいのでは?」と思って順番を待っていました。目の症状は言っていたので、やっと診察と思ったら延々と視力検査、どうも眼鏡の具合が悪いと思っているようで、「眼鏡市場なら半年以内なら無料でレンズ交換出来ますよ」最後に院長先生の診察で眼球の写真を撮ってもらい終了。待合室で待っていると、再度院長室に行くように言われ話を聞くと眼球の写真を見て”眼球に膜が出来ていているのが原因です”また待合室で待っていると、受付の人が慌てるように、「手術の必要があるので〇〇病院の先生の都合を調べて、紹介状を出します」〇〇病院は2年前に失明寸前の嫁の”網膜剥離”を直してくれた先生のいる病院で、きっとこの病気もその先生でしか治せないのだろうと思いました。その病名が黄斑上膜黄斑上膜とは?眼には、カメラのフィルムにあたる部分が存在します。それが網膜です。網膜は眼球の内側を裏打ちする神経でできた膜で、ここで光を感じ取ります。その網膜の中でも、物体を特に鮮明にはっきりと感じることのできる部分があり、それを黄斑といいます。黄斑上膜とはこの黄斑の上にセロファン状の膜ができる病気です(下図1、2参照)。 物を見る中心である黄斑の上に膜ができるため、膜越しに物を見ることになり視力低下が生じます。またこの膜が収縮することによって網膜を引っ張り、網膜に皺(しわ)を作ったり黄斑に浮腫(むくみ)を起こしたりすることがあり、そのために物がゆがんで見えたりする場合もあります。 なぜ黄斑上膜が起こるの?黄斑上膜ができるのには、様々な原因があるのですが、最も多い原因は加齢に伴うものです。正常な眼球でも40歳から60歳くらいになると、眼球の大部分を占める硝子体に生理的な変化が起こってきて、硝子体が網膜から離れていくのですが、この時に黄斑に硝子体の一部が残ってしまうことがあり、これが分厚くなって黄斑上膜となります。(下図3参照)。先生の都合でしか手術は出来ないので3月18日に決まりました。痛みを我慢することは出来ても(2度の胃カメラ、直腸検査等)目の手術は怖いけれど、嫁が”網膜剥離”の手術をしたので泣き言は言えません。仕事も診断書を見せて手術から取り敢えず1週間休みをもらい、いよいよ運命の3月18日。嫁と娘も休みを取って付き添ってくれ、待合室で順番待ち、名前を呼ばれて診察室に入ると視力検検査と“アムスラーチャート”この表がこのようになると重症ですが、今は真っすぐに見えます再度待合室で待ち、今度は先生の診察で、やはり嫁の時と同じ女医先生でした。結論は「視力が1.0あり、手術で膜を剥がすのは、絆創膏を剥がすようなもので、綺麗に剥がれない場合もあるので眼科で様子を見ましょう」でした。正直、手術の覚悟をしていただけに”ほっとした気分”でした。目がぼやけていても、仕事や生活にさほど今のところ支障は無いのですが、久々に書店に行って本を探していると大量の本に酔って気分が悪くなったり、目を使うパチンコはNGです。(でも。。。)調べたら、黄斑上膜の治療は手術しか無く、成功しても視力は戻らないようです。まだ若いと思っていましたが、加齢による衰えは隠せません70歳以上の人に「若い時にしなくて後悔した事」のアンケートの1位が”歯の治療”でした。明日はインプラント2本込みの100万以上の歯の治療です。