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テーマ:フィギュアスケート(3606)
カテゴリ:安藤美姫
飛ぶの?飛ばないの?と久々に本気で注目が集まっていた
四回転ジャンプ。 ミキティは果敢にチャレンジしたものの 残念ながら失敗してしまいました。 トリノ五輪以来の公式戦での挑戦でしたがあの時とは違い カルメンの演技のフィニッシュに全日本で見せた 気迫こそ前面には出ませんでしたが 四回転失敗後もきっちり演技を決め、 順位を一つ落としたものの3位に滑り込みました。 演技終了後のインタビューで四回転失敗を悔やむもののなぜか 納得していたのは、冒頭の3回転ー3回転、そして四回転を決めれば 真央ちゃんと戦えるという確信から来ているのでしょうか? いつもは心のどこかで世界一になんとしてもなるという自分自身の気合、 周りからの期待にこたえるという重み、 そしてスケートが、ジャンプが好きだから続けるという思い。 20歳のミキティはいろいろなものを背負ってリンクにたっていると思います。 落第のサイエンティスト、いえサイエンスをしているともはや言えず ビジネスをしているharu-haruもどこかでいつも迷いながら仕事をこなしています。 自分が目指していたものはこれなのかなあと。 でも時々チャンスが来るんですよね。 自分のやりたいことと仕事でやるべきことが 一致して楽しいデータを取れる時というものが。 世界を戦うミキティと、どうでもいいような世界にいる私とを比べる事は 失礼かもしれませんが、 今回の大会なら思い切って好きなジャンプに挑戦しながら調整もできる。 世間からもさほどとやかく言われないというチャンスが ミキティに訪れたのではないかという思いでharu-haruは インタビュー後考えてしまいました。 やりたいこと、したいことを思い切って試せた後ゆえに、 見せることができた納得できた表情だったのかではないかと。 少なくともトリノのときは「四回転を飛びたい」という彼女の思いはわがままとしか 世論にはとられなかった部分がありました。 今チャレンジしても許されるのは女王としての貫禄が許すもの、 彼女自身が積み上げたものに後押しされることが あることも忘れることはできないとももちろん思います。 あれこれ真剣に考えてしまいましたが、 天真爛漫なキティのことなので昔のように 「ミキはー、チェレンジ出来たのでー、満足です。」 程度にしか考えていないような気もしちゃいますけどね。 エキシビジョンの演技を眠い目をこすりながら見ました。 いい表情の演技でした。 そのお姿は眞鍋かをりさんが、にしおかすみこの真似をしているのかと 一瞬間違えそうですけどね。 世界選手権まで後一月。 かわいくないと拒否したいはずのテーピングを撒いて試合に出ているのは 楽しみたいという言葉の裏に隠された勝ちたいという思いを表しているのでは ないでしょうか? 世界選手権ではいい夢を見せてほしいです。 topページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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