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カテゴリ:TV
我が家で見る数少ないTV番組の1つがER。
気がつけばシリーズも10。 今回の主役はなんと言ってもロマノ。 シリーズ10になってからは、嫌味パワー全開の役どころでした。 優秀な外科医でありながらも、歪んだ性格が災いして嫌われ者に。 実はそんなロマノが淋しがりやだったり、エリザベスへ恋心を抱いていたりと、 人知れずいい奴だったりするのです。 それがシリーズ9の第一話のあの問題のシーンを映し出し、 ヘリコプターの騒音で悪夢を思い起こし、 一難去ったように見せかけて、 一瞬にして最後を迎えるのです。 目前での事故のため、その後ERはフル回転、エピソードテンコ盛り状態。 忙しく働くスタッフドクター、看護士、医学生。 久々のケリー登場にロマノの影もうすくなります。 無関心からか誰もロマノの存在を確認しません。 何処かにいるはずだという思い込みも手伝っています。 最後のシーンでもしかしてという一途の望みがたたれます。 そして、次回の予告編でロマノの死が確実になります。 このあたりは上手いです。 最近のERは過激になってきています。 監督によってカラーが出るのでしょうけど。 また一人ERから去りました。 シリーズ11ではカーター役のノア・ワイリー降板ともきいています。 オリジナルのメンバーが殆どいなくなってしまった... 以下、ネタバレ注意です。 シリーズ9の第一話の問題シーン。 急患をヘリコプターで搬送しようとしていて、 ロマノが下に落としたものを拾って顔を上げようとした瞬間、 腕がヘリのプロペラで切断されてしまいます。 スパッと切れて、血が噴出しているのと一緒に、腕も吹き飛ばされます。 転がった腕を映し出すあたりは、ERです。 エピソードガイドでストーリーを掴んで見ていたものの、 映像はかなりショッキングでした。 今回の話はそのシーンを一部再現しています。 そして、ヘリコプターがトラウマになっているロマノがまた、 ヘリコプター事故に巻き込まれる命を落としてしまいます。 ERの一番の特徴は、降板するにしても長いストーリーがあることです。 (短かったのは、ルーシーの時ぐらいかな) そのあたりは、日本のドラマでは考えられないことですからね。 一話にほんの少しずつのエピソードを盛り込んで、細い糸のようなつながりが、 最後に一本の河になるように作られています。 この面白さを知ってしまうと、他のドラマは色あせて見えます。 ERこれからどう展開するのか楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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