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テーマ:好きなクラシック(2305)
カテゴリ:クラシック
国際天文学会の総会で、冥王星が惑星から外れ、
太陽系の惑星は8個とする案が採択されました。 ややこしいことは専門家のみなさんにお任せして、 惑星がこれだけニュースになっていると、やっぱり聴きたくなるでしょう? ホルスト作曲の「惑星」を。 そもそも、全曲をゆっくり聴いた記憶もないし。 そこで取り出したのは、カラヤン指揮、ウィーン・フィル、1961年録音のもの。 (というか他が見つからなかっただけ) ホルストがこの曲を作曲したのは、1914年~1917年。 まだ冥王星が発見されていなかったのです。 (冥王星は1930年にアメリカ人トンボーによって発見されたものです) この組曲<惑星>は、火星、金星、木星、土星、天王星、海王星の7曲からなります。 第1曲:火星~戦争をもたらすもの 第2曲:金星~平和をもたらすもの 第3曲:水星~翼のある使者 第4曲:木星~快楽をもたらすもの 第5曲:土星~老年をもたらすもの 第6曲:天王星~魔術師 第7曲:海王星~神秘をもたらすもの この曲は最初2台のピアノの版で、その後オーケストラ版となったものだそうです。 ホルストはこの組曲について、「標題音楽ではない」とし、 「手がかりは各曲のサブタイトルで充分で、それも広い意味で受け取ればよい」 としています。 それにしてもどうでしょう。 天文学が発達して、映画やTVがどんな技術で宇宙を見せようとも、 この曲の持つ魅力に勝るものはないのではと思います。 永遠、安らぎ、壮大、神秘など様々なことが含まれていて、 全曲飽きずに聴かせてくれます。 話題に便乗して、ゆっくりと聴いてみました。 ホルストの組曲<惑星>について、このページに詳しく書かれています。 http://homepage.mac.com/tupichan/Planets/Planets.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして。私も惑星のブログ書きました。ところで組曲「惑星」には地球はないんですね。木星以外の曲を知らなかったので、為になりました。
(August 25, 2006 12:33:27 PM)
akiko_akikoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。 私も今回はじめて全曲聴きました。 で、この順番も地球がないことも知ったのです。 木星はCMなどにも使われたりしていて、有名な曲ですね。 それ以外の曲も、雰囲気があって面白いですよ。 (August 25, 2006 04:47:11 PM)
はじめまして。
紹介していただいた「惑星」の管理人です。 2012年からアドレスが変わりました。 よろしくお願いいたします。 http://tupichan.net/Planets/Planets.html (October 5, 2012 09:54:35 AM) |