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2018.02.01
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カテゴリ:自閉症関連




卓球・知的障害 
TOMAX・石川貴陽代表/父一則さん/母清子さん /千葉

◆TOMAX・石川貴陽代表(36)/父一則さん(66)/母清子さん(61)

不屈の精神、教えられ 悲願のメダル、親子3人で秘策

 難病の手術から5カ月しかたっていなかった。

リオデジャネイロ・パラリンピック卓球の

知的障害の部に出場した松戸市の竹守彪(たけし)選手(23)。

決勝トーナメント進出をかけた

韓国選手との一戦は1ゲームずつ取り合う接戦となった。

しかし、その後は2ゲームを連取され敗退。

「出るからにはメダルを」と挑んだ初舞台は2戦2敗に終わった。

でもコーチの石川貴陽(たかはる)さん(36)は前向きに受け止めた。

「何もかも特別な大会。2020年の東京へ大きな経験になった」

石川さんは専大松戸高、中央大を出てスウェーデンに渡り、

プロチームで活躍した元選手。

バルセロナ五輪の金メダリストで

「100年に1人の天才」

と言われたワルドナー選手が所属した名門

「スポルバーゲン」で1年間プレーした。

帰国翌年の06年、

「海外のように、強制せず、

選手が自分でのし上がってくるように

仕向ける指導をしたい」

と、

松戸市東松戸に卓球クラブ「TOMAX(トマックス)」

を設立した。

 日本トップレベルの選手から小学生までの健常者約40人と、

知的・身体障害のある約20人が所属する。

ともに実業団の強豪だった川崎製鉄千葉の元選手で

それぞれ日本知的障がい者ナショナルチーム男子・女子監督として

世界パラ選手権などで選手を優勝に導いた

父一則さん(66)、母清子さん(61)もコーチだ。

 クラブと知的障害者との関わりは25年前にさかのぼる。

清子さんが地元の医師から

「脳の機能改善に効果的な卓球を、知的障害者の治療に生かしたい」

と協力を求められ、

市内で開いていたクラブの前身の卓球教室に

4人を迎えたのがきっかけだった。

一心にボールを打ち返す姿にひかれ、その後も積極的に受け入れた。

竹守選手が清子さんの教室を訪れたのは、中学2年の時。

自分より重い障害の友人に卓球で完敗し、

悔しくて友人が通う教室に申し込んだ。

高校に進んで、

クラブの「トップアスリートコース」に移った頃から急激に力が付いた。

障害は軽度だが、

ボールに回転をかけるなど複雑な技術を習得するには時間がかかった。

石川さんらは地道に繰り返させた。

 スーパーで働きながら1日2~4時間の練習を続け、

13年から「日本知的障がい者卓球連盟」のチャンピオンシップで4連覇。

14年アジアパラ競技大会では

日本人初のシングルス金メダルに輝き、

世界ランキングを7位まで上げた竹守選手を

難病の潰瘍性大腸炎が襲った。

自ら決断して昨年4月に大腸の摘出手術を受け、

一時はリオ出場も危ぶまれた。

清子さんは「医師も大丈夫だと言ってるよ」と励ました。

だが逆に、リオで戦う竹守選手の姿から

「負けないぞという気持ちがあれば、

困難や病気に打ち勝てる。

不可能なことはない」

と教えられた。

 東京パラリンピックへの道は平たんではない。

多くの試合に出てポイントを稼ぎ、

世界ランキング上位にいなければ出場権は得られない。

国内の若手も伸びている。

「リオで甘い世界でないことを実感した。

全員がライバルだと思って、全力で戦っていく」

と竹守選手。

石川さんは

「コーチにできるのは

対戦相手の情報を集めて分析し、

対策を講じること」

と秘策を練る。

リオでかなわなかった1勝、

そして悲願のメダル獲得へ、親子3人で支え続ける。




卓球台を前に話す(右から)石川貴陽さん、竹守彪選手、石川さんの父一則さん、母清子さん。
 
3年後を見据え、石川さんは「体がぶれないように足腰を鍛えないと」とアドバイスした
=松戸市東松戸の「TOMAX」で
親子三人、大きな夢を実現できるといいですね。🌠






 

 

 

 













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Last updated  2018.02.18 06:57:38
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