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2020.09.14
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カテゴリ:自閉症関連


















3歳弟を踏みつけ死なせた知的障害の姉に猶予判決 大阪地裁




大阪市平野区の自宅で2019年4月、

当時3歳の弟の腹部を踏みつけて死なせたとして、

傷害致死罪に問われた金城ゆり被告(24)の裁判員裁判で、

大阪地裁は18日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)を言い渡した。


被告には軽度の知的障害があり、長瀬敬昭裁判長は

「劣悪な家庭環境におかれる中、

障害の影響で自力でそこから逃れることができず、

相応にくむべき事情がある」

と述べた。


 判決などによると、被告は6人きょうだいの長女として、両親と計8人で生活。


弟らの育児を母から押しつけられて不満を募らせていた19年4月2日、

弟の腹を踏みつけ、腹部圧迫による失血で死亡させた。


 判決は、被告が9~10歳程度の知能で、

暴行の危険性を十分に認識していなかったと指摘。


幼少時などに父から暴力を受け、母からは弟や妹への暴力を指示されるなど、

「暴力に肯定的な家庭で育った」

と言及した。


弟らの世話が過度な負担になったが、

両親に逆らえなかったと認定した。


 また、今後は両親と別居して

障害者向けのグループホームに入居する準備があり、

成年後見人が選任されているなどの点を考慮し、

執行猶予付きの判決が相当だと結論付けた。


​​​  金城被告は判決が言い渡された後、長瀬裁判長から

「これまで通り、朝晩弟に手を合わせてください」

と言われ、小さな声で「はい」と答えた。

[毎日新聞]







避けられたはずの事故だっただけに、

失ったものの大きさに、実に悲しい事件でしたね。
​​​



​​







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Last updated  2020.09.28 04:45:11
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