2007/11/30(金)14:36
栄光の陰に忍び寄る・・・(ヤクルト球団史25)
国鉄スワローズのカネヤンこと金田正一は順調に勝ち星を積み上げていきました。ただ、砂押監督も浜崎監督も一年だけの指揮で更迭してしまい、首脳部は相変わらず腰が座らないという弱点がありました。
カネヤンは入団年以後、20勝以上で推移し続け、昭和30年代後半には30勝にまで達した年もありました。今の時代には考えられないことです。野球自体が当時と違っいるたとはいえ、この木記録を抜くのは非常に難しいのではないでしょうか。
私の会社の昭和20年代生まれの上司に聞いた話ですが、昭和30年代の子供の頃、川崎球場に大洋対国鉄の試合を見に行ったそうです。その時、カネヤンは試合前の練習で、ピッチャーマウンドからでなく、セカンドからキャッチャーに向かって投球練習をしたいたそうです。子供心に驚いたといっていました。
こんなカネヤンと国鉄スワローズでしたが、時代の流れに飲み込まれるように波乱の時代を迎えることとなります。
つづく