奄太郎が語る！仕事と遊びと諸国行脚！

[安土桃山・江戸] カテゴリの記事

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• 経営者の心構えを教えた？？

  　今日は、会社の若手社員を集めての研修がありまして、私がコンプライアンス等の講師をしてきました。　とっつきにくい分野だけに教えるのも苦労します。　歴史好きの私は、なんでも歴史と結び付けてしまうのですが、今日は、ＣＳＲ（企業の社会的責任）について石田梅岩の石門心学の話までしてしまいました。　これは社員より経営者が実践することでもあるんですがね。　こんな私でも詳しくは知らない「心学」。梅岩の著書でも読んでみたくなりました。

  2011年12月16日

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• 風情ないな～

  先日出張した金沢で兼六園に行きました。というより金沢城と兼六園は主張先から歩いて通る場所にあるので、ブラブラするのに最適でよく行きます。　ただ土日だったのでえらい人が来ていました。紅葉の季節でもあるからでしょう。　東京からも大阪からもこれるだけあって人が凄いです。　せっかくの兼六園の一番のスポットであることじ灯篭もごらんのような人ごみのありさま。　もっと平日にくればいいのに・・・・ってそんな暇じゃないんだよね。世間の皆様は。　大変失礼いたしました。

  2011年11月15日

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• 美味しいものを食べてきます！！

  　明日から金沢にいってきます。　さっそく美味いもの・・・いや違った、仕事を頑張ってきま～す。　上は先に金沢に行った時の金沢城。　金沢は３日に１日は雨が降るくらい雨の多い町ですが、このときは見事な晴天でした。　金沢城の二の丸に輝く復元櫓群も綺麗に見えます。　今日は早く寝て備えるつもりです。

  2011年11月11日

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• デートの待ち合わせは・・・・・

  　京都はご存じの人も多いのですが、京都駅より三条、四条の木屋町、河原町あたりが繁華街になっています。　京都駅というと観光客が多い所でお店も観光客目当てのお店が多いです。（というかあまりお店もない気がする）　その点、三条、四条はおいしいお店がたくさんあります。　私は、京都で人と待ち合わせするときは人が多い四条河原町などは避けて三条にします。　ここら辺は地下鉄ができるまで行くのが大変でしたが、最近は京都駅からスグ行くことができるのでよく使います。　ちなみに今日も三条大橋で待ち合わせ。ご存じ東海道５３次の最終地点。弥次喜多の銅像を見て、写真奥に映っている比叡山を仰ぎながら、鴨川のせせらぎを感じられる。　京都の好きな場所の一つです。

  2011年10月29日

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• 長崎より強制送還？？？

  　出張にでかけた奄太郎。　朝一の飛行機で広島入りして、そこから小倉に移動、更に博多で流通業態の調査をしてきました。　仕事を終えて報告書をメール送付してから、中州に繰り出し那珂川の眺めを見ながらしばしの九州を過ごし、更に長崎に移動しました。　長崎は新興住宅地化した横浜と違い、今でも史跡がたくさん残っていて歴史好きの私は５回ほど訪れています。　しかし、長崎のホテルで異変を感じました。　どーも風邪をひいているようなのです。熱もあるみたい・・・・長崎港を眼下に眺めるホテルで「ちゃんと寝れば大丈夫だろう」とはやめの睡眠をとりました。　翌日、起きたら完全な「風邪」早々、東京に帰る準備です。　長崎駅まで歩いて、６時始発の特急で博多まで行き、９時発の全日空便でとんぼ返り。１０時４０分に羽田について、１２時帰宅。そのまま寝込んでいました。　こんなこともたまにはあるさ・・・・・・　写真は長崎の出島。復元が行くたびに進んでいてじっくり見たかったのですが。全景を撮っただけになってしまいました。

  2011年10月14日

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• 終着地を目指す！！

  　私は、全国を出張しながら史跡等を観て回ってきました。　その中で「近世城郭」のほとんどを回ってきました。　最近「お城マニア」なる人が多くてお城めぐりの本まで出ていますが、お城にも色々ある。その中で近世城郭とは江戸時代に大名家等の居館として存続したもの。をいいます。　中世にもお城はたくさんありましたが、山城が多く登のが面倒なのでさすがにパスしてます（下から眺めたり、車で行ける場合は行きます）　　そんな近世城郭めぐりも行ってない所が２か所あります。長崎の平戸と福江です。　両方とも最西端にあるため機会がありません。福江に至っちゃ船か飛行機でないといけません。　そんな２城になんとか行ってみたい。奄太郎の今年最大の目標です（あれ？仕事の目標は？）

  2011年10月02日

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• お城、屋根をかぶる！！

  　今日、大阪経由で姫路から戻ってきました奄太郎です。　先日の軽井沢などでグリーンシャワーを浴びてたのはどこへやら、仕事に明け暮れて終わってしまいました。　やはり聞いていたように、姫路城は修理中で大天守がすっぽり覆われていました。ただ、商天守の３つはそのままであり、今回は大天守のみの改修のようです。　現在の姫路城は池田輝政が築城したことで有名ですが、池田家は鳥取と岡山で存続して、この姫路は譜代大名が何家か出入りして幕末を迎えました。　山陽道の入り口で交通の要衝であったからでしょう。天守も何度の存亡の危機があったようですが、持ちこたえて今じゃ世界遺産になってしまいました。　姫路で鼻を日焼けしてしまった奄太郎、こんどはどこへ行くのでしょうか？　私にもわかりません。

  2011年07月10日

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• 明日のお城！！

  　ただ今、早めに帰ってきた奄太郎、すでに明日の用意をしています。　明日は５時に家を出て６時の神戸行で８時ころには神戸に、更に電車で姫路に向かいます。　やることいっぱいですが、頑張ってきたいと思います。　姫路駅に着くとやっぱり目に入ってしまうであろう姫路城。このお城は搦め手（裏側）が人気がなくて散策するのには最適なんです。　いちいち階段のぼるのが面倒なので城内には入りませんが、城裏の小路をのんびり歩いて仕事の疲れをいやせればいいなと思っています。　　　

  2011年07月07日

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• 織田信長の織田といえば！！

  　先日、高崎、軽井沢とまわった時、群馬県の「楽山園」に行ってきました。　織田信長は誰でも知ってる歴史人物ですが、その末裔がどうなったのか、あまり知られていないのではないでしょうか？　織田家は、江戸時代も大名として存続していました。たとえば将棋の駒で有名な山形の天童で大名していたり、この群馬県の小幡で大名として存続していました。　ちなみに著名な戦国大名には今川家や後北条家のように江戸以降も高家や小大名で存続していた例はけっこうあります。足利将軍家なんかもそうですね。　織田信長の子供信雄の子孫はこの小幡にいたのですが、この信雄、政治的より芸術の分野で結構なお手前だったようで、楽山園という見事な庭園を残しています。有楽斎と似ているでしょうか？　信雄は時代劇とか歴史小説には凡庸に書かれることが多いようです。しかし、子孫を存続させるという点では見事だと思います。　どうしても人間は「ドラマ性」を好みます。だから信雄は、お父さんと違ってまず歴史ドラマになることはありません。やはりサラリーマン的な生き方より会社起こして失敗して成功した人の方がいいわけです。歴史は「チャンバラ時代劇」の方がウケがいいわけですね。　ところでこの楽山園、私が初めて行った時はまだたんなる「池」状態でした。　数年ぶりに行ってみたら見事に整備され、藩主居館の復元までされていて感激してしまいました。　「お城好き」はけっこう多いのですが、このような「陣屋」はあまりクローズアップされません。全国の遺構の残存状況も悪いです。しかし、江戸時代のお城が「お城」だったのは初期の頃だけで、あくまで「県庁」とか「役所」みたいなもんですから、本当はこのような陣屋の研究がもっとされるべきなんだと思います。　その点、復元されてる小幡陣屋と楽山園は大事な遺産になりそうです。　　　

  2011年07月06日

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• 会津若松に行って！！

  　今日は休日だったので、手土産を持って朝一番で福島県まで車で行ってきました。　目的は勤務先の福島の事業所の激励のためです。もちろんすべて自腹。出張ではありません。　私は仕事柄、全国に知り合いがいるようなものですから、福島のみんなに久しぶりに会いにいった次第です。　実際は社員の様々な相談を受けるのでほとんど「仕事」ですが、信頼関係が財産の仕事だけに時にはお金と時間をかけることも大事なことです。　相談をすべて受けた後、高速を西へ移動し会津若松に入りました。　私にとって会津若松は東京から自動車で来る「北限」みたいなところで、ぶらっと用もなく来たことも何度かあります。　必ず鶴ヶ城に立ち寄るのですが、平日とはいえ人が少ない。　お土産屋からそば屋まで色々聞いてみたのですが、風評被害は相当だそうです。　走りなれた会津の町を走ってみたのですが、普通と変わらない風景が広がっているのですが。　ちょうど赤瓦に切り替えたばかりで地震に襲われた鶴ヶ城。最高の天気にまばらな人影。福島を代表する観光地にしてはさびしい限りです。　会津士魂でぜひ乗り切ってほしい。東京の皆さん、ぜひ福島へ行きましょう。　午後の２時前には帰途につき、ただ今帰った次第です。　明日は書類まとめて姫路行き。大変だけど充実しています。　

  2011年07月06日

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• 千葉が地盤沈下するのは？？？

  　最近のニュースで「内陸部で地盤沈下が起こった」という報道がされています。　報道によると千葉県の内陸部で地盤沈下が・・・なんで？？？　浦安や幕張だったらまだわかりますが。ディズニーランドやマリンスタジアムのあるあたりなどは「地盤沈下してください」といっているようなものと私は思っていました。　この報道を聞いたとき、ハッとしました。田沼時代の関東干拓を思い出したからです。　田沼意次が老中の時代、将軍は１０代徳川家治のころ。当時、幕府を立て直すため様々な改革が行われましたが、その中で田沼改革は「重商主義政策」として幕府の財政を建てなおすため特筆に値することをやっています。　その中で「印旛沼の干拓」というのがありました。湖沼の多い千葉県北西部、特に印旛沼を中心とした大開拓を行ったのです。　今の千葉県北西部はもともと湖沼がとても多く、古代から馬の産地、また気候がよくて水があるので米どころとして重宝していた地区です。　ここを干拓して幕府直轄領の収入を増やそうとしたのですが、結局は田沼意次自体が失脚してしまい中止。完成したのは近代になってからでした。　田沼が失脚した理由の一つが浅間山の噴火という自然災害でした。　ご自身の家が内陸にあるにも関わらず地盤沈下して首を捻っているかと思いますが、その地区の歴史を紐解くと忘れていたことを思い出す場合があります。　ご自身が家や土地を購入するときはその地域の歴史をある程度知ってからの方がいいのではないでしょうか？　　

  2011年04月19日

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• 住めない家！！

  　伊藤博文は萩に住む前に山口の光市というところに住んでいました。　足軽みたいな家から官僚に、そして総理大臣になってしまった博文は実家のあったこの場所に家を建てるよう指示しました。博文が６０を過ぎていた時です。　これから故郷の別邸で過ごすつもりだったのかもしれません。　その指示を出した後、当時博文は韓国を植民地にするため大陸に渡って行動していました。　　明治４１年、博文はロシア帝国の大臣と交渉するためハルビン駅で列車を降りたとき、韓国人により銃撃されました。　博文はすぐには死なず、狙撃したのは韓国人と聞いて「バカなやつじゃ」とつぶやいたといわれています。数時間後、博文は他界しました。６１歳でした。　だから、この家は博文は見ることができなかったのです。　博文が住むことができなかった家は人里離れた所で記念館となり観光者を迎えています。　

  2011年04月03日

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• 仕事は大好きなんだな！！！

  東日本大震災　茨城・水戸市の国指定の文化財「偕楽園」、休園を余儀なくされる。　東日本大震災による影響で、茨城・水戸市の国指定の文化財「偕楽園」は休園を余儀なくされている。　　梅の名所で知られる偕楽園は、3月末までの梅祭りの期間中、およそ100品種、3,000本の梅が咲き、例年であれば、およそ100万人が訪れていた。　しかし地震後、湖畔を望むがけで120メートルにわたって地割れが起きていたり、「好文亭」は外壁が崩れるなど、震災のつめ跡が大きく残っていて危険なため、休園が続いている。偕楽園・横田義彦公園センター長は「想像もしない被害ですね。けががなかったことが、一番安心しました」と話した。　　偕楽園は国指定の文化財のため、文化庁と協議して修復作業に入る予定だが、開園のめどは、いまだ立っていないという。-----------------------------------------------------Ｙａｈｏｏニュース　ブログにも書きましたが、昨年１２月２４日、私は偕楽園にいました。　こんな寒い時期に訪れる人もなく、園内は写真のように閑散で私ひとりだけでした（梅どころか花が一つも咲いていません）。烈公こと水戸斉昭を思いスーツ姿でぶらぶら歩いていました。　好文亭のまわりは、かやぶき屋根の吹き替えや垣根の作成など、ちょうど梅の時期を見計らって工事されていました。亭内には入れましたが、もちろん私一人だけ。　　途中、お土産屋に立ち寄って、大好物のシソの巻いてある梅もちを買ったのですが、お土産屋のおばちゃんが　「今の時期に来園する人は珍しいですよ。３月は人が歩けないくらい来園者があるんですがね。」　といっていたことを思い出しました。その３月、残念ながら閑散としてしまっているようです。水戸の観光にも大打撃でしょう。　上場企業の１千社以上が震災の影響を受けたと報道されていて、私の会社も影響を受けました（仙台はいまだ営業できず）。ただ、観光など、そこの地場産業はもっと深刻でしょう。　仕事ができるって嬉しいものだな・・・・こういう時にしみじみ思います。　　

  2011年03月26日

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• くつろげる場所！！

  　赤穂城の話にもどましょう。　赤穂城本丸の最後の庭が「くつろぎ」です。　復元されたものは、なんだかただの池なんですが、実際は木々が生い茂る涼しげな場所だったようです。　当時の図にも「くつろぎ」とあるこの場所。　さぞかしくつろげたんでしょうね・・・・

  2010年09月11日

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• 優雅な坪庭！！

  　赤穂城の話に戻りましょう。　赤穂城の本丸には三つの庭が見つかっていますが、その一つがこの「奥御殿の坪庭」です。　わかりにくいですが、船の形をした池が二つ並んでいて、奥御殿の小さな一画に「涼」をもたらしています。　あくまで発掘、復元したものですから整備などは「イマイチ」ですが、このような江戸時代の大名居館で坪庭がわかるケースはとっても珍しいのです。　訪れた折は夏暑く、池にもコケが大量発生していましたが、しばし、当時の人々に思いを馳せることができます。

  2010年09月08日

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• こりゃ名園なり！！

  　赤穂城の庭園は本当にすばらしいものがあります。　写真はその本丸庭園です。写真手前が当時は縁側で、それが復元されています。　この庭園は浅野氏時代（赤穂浪士の時）は平凡な庭園だったようですが、のちに州浜、岬、小さな滝などができて今の形になったそうです。　小さな庭園ですが、城郭庭園では貴重なもので、国の史跡、名勝の指定も受けています。　　この小さな庭を見ると落ち着くのは私だけではないはず・・・　今度は庭の全型も見てみましょう。

  2010年09月06日

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• これだけのもの、なかなかないね！！

  　赤穂城といえば「赤穂浪士」でおなじみで、赤穂に来た人は誰もが「赤穂浪士」を挙げるでしょう。　しかし、赤穂城自体は殿様も変わっているし、それより史跡的価値がとても高いことは意外と知られていません。　近年、お城の復元の中で「御殿建築」がクローズアップされていることは以前に触れましたが、赤穂城はその先端をいっている感があります。　城郭庭園が復元されていて、本丸御殿も指図どおりの配置が復元されています。　上の写真が赤穂城の本丸、つまり殿様の住んでいた御殿の復元されたものです。どこの近世城郭もそうですが、このように内部にぎっしり御殿がつまっていました。　ただ、赤穂城のすごいところは本丸内庭園も復元していること。　次回はそれをお伝えしたいと思っています。

  2010年09月05日

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• 赤穂城に行ってきました！！

  　わたくし、このクソ暑い中、出張を繰り返しておりますが、この間は「播州赤穂」に行ってきました。　すでに２回観ているにもかかわらず、赤穂城を見たくて行ったのですが、町に人が歩いていない！！もちろん城跡にはポツンと自分ひとりしかいない・・・・　私はこのお城が好きで何度か訪れているのですが、それは「城内庭園」が復元されているからです。　前にもお伝えしたことがありましたが、城郭の庭園は以外に残っていないものなんです。　ここは復元されたとはいえ、時代考証もしっかりしている庭園でして、一見の価値があります。　上の写真は大手門と隅櫓。赤穂城の表門ですね。　もちろん人は誰もいません・・・

  2010年09月04日

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• ここ何の跡？？？

  　四国の徳島駅は町の中心部にあります。　その徳島駅からちょっと東側に行ったところの線路です。　　これは最近流行りの鉄道マニアのように汽車の写真を撮ったのではありません。　実は、線路の向こう側の森は徳島城の跡なんです。　しがたって、ここは徳島城の「堀跡」なんです。堀を埋め立てて線路になってしまいました。　徳島駅は入口が一方しかないのですが、これは一方が城跡公園になっているためです。　県庁所在地にしては珍しいのではないでしょうか？

  2010年05月24日

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• 城跡をめぐる！！！

  　昨日の今頃（午前８時）には岡山城界隈を歩いていました。　出張の楽しみは土地のさまざまな価格や商法に触れることと史跡を観れること。　岡山城に来たのも久しぶりでした。　　蛇行する旭川に沿って建てられた岡山城と城下町。　惜しくも天守は戦災焼失してしまいましたが、外観が復元されました。　今回驚いたのは、岡山城の御殿跡の発掘と整備が進んでいることでした（以前は何もなかったな～）　天気も良く、朝日に輝く天守は池田家の西国大名の格式を伝えている感があります。

  2010年05月14日

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• 海と水に浮かんでいる！！

  　上が江戸時代の高松城と城下町の絵図です。　手前が瀬戸内海、海に近い側に本城を置いてそれを堀で囲んでいるのがよくわかります。　上の絵図ではパッと見ると３重の堀が囲んでいますが、現在残っているのは１重目の天守がある部分とその手前のみで、あとは街中になり埋め立てられて橋の名前のみ残っていたりする状態です。　ここのお城は天守を現在復元する作業をしていますが、この天守がちょっと面白く、普通は奇数層の天守が多い中で、四層建てであることや、一番上が張り出した「頭でっかち」の形になっている「いわゆる南蛮造り」という特徴があり、出来上がったら一つの名所になりそうです。　現在、高松駅近辺は再開発中。四国に新しい名所ができるんでしょう。

  2010年04月19日

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• 海の中に城がある！！

  　お城には山の上にあるものや平らな所にあるものなど、いろいろありますが、「海城」なんてのもあります。　これは海に面した地形を最大限利用したもので、水城と同じ水が防波堤になるものです。　　日本にはいくつかのこの手のタイプのお城がありますが、その中でも代表的なものが、この四国の高松城でしょう。　上の写真は小豆島に向かうフェリーから撮ったものです。見えてる森が高松城跡で、重要文化財の着見櫓が見えています。　今でも海際にあるのですが、当時はこの櫓の下まで海が洗っていました。　こう見ると、まさに「船が着くのを観る櫓」だった気がします。

  2010年04月19日

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• まぬけなお城とは？？？

  　今日は、昨日お伝えしました通り、午後から大阪行き、明日の夜に帰ってきます。　大阪といえば上の大阪城。昨年行った折に撮ったものです。　大阪といえば必ず出てくるお城ですが、実はこんないきさつがあります。　「大阪城といえば豊臣秀吉」と思い浮かびますが、現在の大阪城は豊臣時代のものではなく徳川時代のもの。豊臣時代のものは下に埋まった形になっています。　したがって、天守も徳川時代と豊臣時代では場所も形も全く違うものでした。　現在天守がある天守台はもちろん徳川時代のものですが、徳川時代の天守は落雷で焼失してしまい、それ以降天守がありませんでした。　しかし、昭和になって、豊臣時代の天守が描かれた屏風を参考に現在の天守がコンクリートで作成されたのです。　徳川時代の天守跡に豊臣時代の天守を再現するというトンチンカンなことをしてしまったのが大阪城天守閣です。　ただ、昭和初期のレベルでは完全再現などできるわけがなく、最近定説になっている豊臣時代の天守とはかけ離れてしまっています。　最近、韓国や中国人の観光客が大阪にも増えて、必ずといっていいほど大阪城を観ます。豊臣秀吉は文禄、慶長で朝鮮を攻めましたから、あちらではとても有名なんですね。　ただ、ここまでの時代考証は語られないでしょうし、知らないでしょう。

  2010年04月14日

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• 名古屋の町の真ん中に・・・・

  　今日は名古屋に行った時のことを。　名古屋は京都みたいい碁盤の目の形をした町ですが、もちろんこれは京都を意識してのことです。もちろん近世城下町ですから成立はずっと後のことです。　ただ、お城を北の端において、熱田神宮までの街道に沿う細長い町が出来上がりました。　その名古屋の中心部にいまだに残る深い森、というか芝生。これが名古屋城の外堀です。　名古屋城は現在残る主郭の他、三の丸としてこのお堀が空堀として取り巻いていました。幅が広いのが特徴で、今でもビジネス街にこのように緑を提供しています。　　堀下を歩いてみたのですが、とても緑が綺麗な都会のオアシスに変貌しています。

  2010年04月05日

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• 龍馬も見た？長崎奉行所！！

  　最近、大河ドラマの影響で龍馬ブームが起こっているとか・・・・　別にドラマやらなくても高知などいけば龍馬だらけなんですが、そんな日本中で活躍した龍馬にゆかりのある場所の一つが長崎でしたね。　長崎では亀山社中を設立しておりますが、その亀山社中などの動きを見張っていたのが、長崎の治安本部である「長崎奉行所」でした。　長崎には外国船が流入してすぐに奉行所が立てられ歴代奉行が常駐しておりました。幕府は直轄地や重要な場所に奉行をおいていましたが、その中でもひときわ重要なのが長崎奉行でした。　この長崎奉行所、最近発掘、復元され、現在では一部復元の博物館となっています。私も行ったことがありまして、上はその時の写真です。ちょうど入口部分ですね。　虎口になっている入口ですが、階段横の石垣の色が違うのがお気づきでしょうか？　この古い石垣部分が発掘で出てきたもので、後が補修したものです。この階段を上ると入口がありまして、整然と建物がならんでいました。

  2010年03月31日

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• 行くなら今よ！！

  　今月に入り、何度も訪れた姫路城。　良く考えたら仕事中心ですぐ神戸移動をしたので観ていませんでした。というかもう何度もみたのでいいやと思っていたんでしょう。　姫路城は４月から天守を覆ってしまい数年間の改修工事を行うようです。　この天守が観れるのも今のうちです。　写真は珍しく横から撮った天守の図。観たかった人は早めに行くことをおススメします。

  2010年03月20日

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• 百万石の質素さ！！

  　「金沢といえば百万石」というくらい金沢は前田家のおひざ元として有名ですね。　確かに城下の風情、加賀友禅の優美さ、兼六園の美しさなどのイメージがあり、なんせ「百万石」という大名家ではダントツの石高を持っていたわけですからわからないわけでもありません。　でも、金沢城に行くとわかるのですが、現在残っている内郭部分を古地図と合わせて考えても石高とは比べ物にならないほど質素であることがわかります。　実際「なまこ塀」で有名な櫓、長屋ですが、とてもシンプルに出来ています。　金沢城は無理だと思いますが、兼六園とセットで世界遺産を目指しているらしく、復元も進んでいます。今回はそれを観てみたいと思います。　

  2010年03月11日

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• 夜景も綺麗。絶景な眺め！！

  先日徳島に行った折に、有名な眉山に登りました。　それが上の写真です。　ロープウェイで５分ほどですが、頂上に着いた時は徳島市内が一望できました。　　ちょうど写真真ん中に徳島駅、その裏のこんもりとした山が徳島城の城山です。　さらに吉野川の河口、海の上には淡路の島が見えます。　ここは、夜景も綺麗な場所だそうです。私が行ったのは昼間ですが、カップルに写真撮影を何度か頼まれました。　徳島はあまり観光する場所がないですから、眉山は代表的な観光スポットになっているようです。

  2010年02月27日

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• 秘所庭園の紅葉！！

  　上の写真は、昨年の秋にパソコンのデスクトップ画面で使っていたものです。　紅葉が綺麗なので写しました。　この曲水のような細い池を配する庭園は、京都御所の後宮であり、天皇の奥さんが住んでいた御常御殿から眺めたものです。　京都御所は事前申し込みをすれば観覧できるのですが、普段は中心部のみで、後宮側は立ち入ることができません。　しかし、年２回の一般観覧では入ることができます。　すでに御所内は２回も入っているので、今回はこの後宮に入るのが目的で京都まで行きました。　御所に限らず、京都御苑にあった多くの貴族の屋敷では、このような護岸に石を敷き詰めた庭が多かったようです。　江戸時代、京都の貴族たちは今の御苑内に肩身を寄せ合って生活していましたから、施設上、江戸時代の回遊式庭園など持てるわけがなく（修学院や桂離宮は例外）、屋敷内には、独自の庭園が作られたようです。　苑内には閑院宮家の庭園も復元されていますが、似ているようなものです。　　

  2010年02月24日

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• 金沢にて問題発生！！

  　昨日、奄太郎の許に連絡が入りました。　「奄ちゃん、金沢にてどうも問題があったらしい。もしかしたら行ってもらうかも・・」　「でも金沢ってまだ寒いんでしょ」　「でも至急なんだよ。まだ未決定だけど。」　上は夏に行った兼六園。朝早くからやっているから、仕事前の散策には絶好の場所。　写真を撮ったのも早朝で誰もいませんでした。　でも今の時期はな～まだ雪降ってるだろうし・・・・　複雑ですな。

  2010年02月23日

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• 宇都宮に行く！！

  　奄太郎は、昨年宇都宮へも行きました。　宇都宮といえば「ギョーザ」と思いがちですが、私は宇都宮城を観に行きました。　宇都宮はかなり古くからお城があって、藤原氏系の「宇都宮氏」がいました。そこに、近世城郭に移行していき城下町が形成されたという経緯があります。　東北へ向かう要所でもあったといえます。　ただ、お城が戊辰戦争で戦場となり焼けてしまいほとんど残っていませんでした。　しかし、町おこしの一環として櫓が２基、復元されました。　はじめて訪れた時は、草がボーボーでかろうじて公園が残っていただけでしたが、外観だけとはいえ、こんなに復元されるとは・・・・・　う～ん、感動もんです。

  2010年02月17日

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• 謎の神社があった！！

  　弘前城には面白い場所があります。　ここは藩政時代、本当に限られた人した存在をしらなかったという場所で、当時幕府に提出した縄張り図にも書かれていません。　上の写真は発掘調査で分かったとある神社の跡です。手前が鳥居、奥が社殿です。かなり小さいです。　これは豊臣秀吉を祀っていた神社だそうです。二の丸の死角になるとことの突端に隠れるようにあります。　元々、藩主が津軽氏は盛岡の南部氏の家臣でしたが、独立して西青森を本拠としていました。当然盛岡と弘前は仲が悪かったわけですが、そんな津軽氏を大名に認定したのが豊臣秀吉でした。津軽氏としては秀吉は恩人だったわけですね。　　のちに、江戸時代になり、秀吉時代の遺産が破却されるなか、江戸幕府に隠れて東北で細々と崇拝の対象とされていたというわけです。　感慨深いものを感じます。

  2010年02月13日

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• スカスカのお城！！

  　弘前城に入って後ろに回ってみますと、その光景が見えてきます。　上の写真をごらんください。前掲した弘前城の後ろ側（内側）です。　表側に比べるとスカスカなのがわかります。千鳥破風などの屋根の飾りを一切省いているんですね。　弘前城はかつて別のところに五階建ての天守があったのですが、それが焼けてしまいかわりにこの櫓を改築して天守としていました。だから目立つ外側のみ綺麗にしているんですね。　だから建造年はとても新しく１８００年代です。他に３基の櫓があるのですが、全く別の形をしています。　弘前を紹介するポスターで内側から撮られた写真はさすがに観たことはありません。　もし、みたら尊敬しますね。

  2010年02月12日

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• 青森でみた驚き！！

  　昨年は青森県にも行きましたが、そこの名物であるのがこの「弘前城」　天守は江戸時代のもので三階建て。東北では唯一の現存天守になります。　この天守、いろんなポスターに出ている名場面から撮ったのですが、実は面白い仕掛けがあります。行かれた方は「あれ！！」と感じるはず。　どんなものなのでしょうか？？？

  2010年02月12日

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• 謎の穴が川の中に？？

  　仙台図屏風を参照してください。広瀬川に大きな橋がかかっていますね。　仙台城は崖と川という自然なディフェンスを活用していますが、その川が広瀬川でして、大橋という橋が一本かかっていて城下町との連絡橋となっていました。　　現在でも大橋はありますが、江戸時代は今の橋の少し北側にあり、川に直接橋桁をいれているというものでした。　上の写真をご覧ください。川の底に均等に丸い穴があいているのがわかるでしょうか？これが江戸時代の大橋の跡だといわれています。初めてみると何の穴かわかりません。自分もはじめてこれを観た時、東京に帰ってきて知ったのを覚えています。　ただ、当然深く打ち込んだわけでもなく、広瀬川自体が蛇行していて氾濫しやすい川なので、何度も流されその都度かけなおされたそうです。　当時の人は相当苦労したでしょう。その痕跡が川に空いた穴なんですね。　

  2010年01月17日

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• 仙台城にて、なんでもいいのかな？？？

  　仙台城は、下の屏風でもわかるように、天然の地形をフルに利用したもので、あまり人工的な部分は多くないのですが、本丸正面と、門の周りには石垣が使われています。　上の石垣は、本丸正面の石垣を下から眺めたもの。近年修復されたものです。ここは下が車道になってるので、その安全への配慮もあったのではないでしょうか？　築城当初はこの石垣の手前と奥の角の部分に三階建ての櫓が建っていました。地元では、この櫓を復元する話があるらしく、石垣整備の折に発掘調査も行われて、複数回修復されたことなどがわかったようです。　仙台城は場所こそ変わりませんが内部が最初と終わりで相当変わったお城の一つなんですが、この場合、どの時期の建物を復元するのでしょうか？おそらく政宗築城時のものなんだと思います。復元は資料の少ない上代のころは別として、資料がある近世のものはいかに正確に時期を特定して復元するべきだと思います。　たまたま乗ったタクシーのおじさんと話しました。　「石垣がずいぶんきれいになったね」　「この上に櫓復元する話がありましたからな～」　「でもいつ建つの？」　「いや～、無理でしょうね、財政的に。観光目的で騒いでるだけですよ。」　「でも最近なにやら歴史ブームとかでお客来てんじゃないの？」　「それはＮＨＫの大河ドラマで伊達政宗やってたころだけですよ。それに比べりゃ少ないで　　す。あの時は驚くくらい仙台城行く人が多かったな～マスコミのすごさを知りましたよ」　やっぱり大河ドラマというのはすごいらしい。視聴者は右へ倣へだし、観客は特定場所に殺到する。田舎からみればいい収入源だし。ホントにあったことと錯覚してしまうんでしょう。　大河ドラマもそうですが、歴女とか、歴史に詳しい人が増えましたが決まって戦国だの幕末だの坂の上の雲みたいにチャンバラやってる時ばかりがクローズアップされてる気がします。人あっての商売だからしょうがないですがね。　政宗で食ってるような仙台の町なのでこれ以上いいませんが、政宗だらけの仙台来ると考えてしまいます。　　　

  2010年01月17日

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• 美しき城の屏風！！

  　仙台城は、江戸時代以前からお城はあったのですが、伊達政宗によって拡大されました。当時は「千代」と書いていたようです。　政宗の時代は、まだ城郭機能がひつようだったことから、青葉山と広瀬川にはさまれた崖の上に造られました。　しかし、その子忠宗の時代になると、わざわざ上までいくのも面倒なので崖の下に大きく敷地をとって二の丸を増設。そこを住居兼役所とし、それ以降、仙台城の機能は二の丸が中心になります。　本丸はもしもの時のために存在はしましたが、火災などが発生しても復興できなかったものも多く、しだいに廃れていきました。城郭機能が役所機能に変貌する典型的な「江戸時代の城郭」です。　ですから、仙台観光した人が仙台城といっている「仙台城本丸跡」は政宗以外のお殿様のいる場所ではなかったことになります。　上の絵は「仙台城図屏風」という有名な仙台城を描いた絵です。後の時代の推定も入っていますがとても綺麗な絵だなと感動した中学時代を思い出します。　この屏風の左の崖上が本丸、右側の平らな部分が二の丸です。ちょうど中心部に大手門と復元された隅櫓があり、手前に広瀬川が流れています。　こうみると完全に本丸と二の丸が「分離」しているのがわかりますね。

  2010年01月16日

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• 仙台城に行ってみました！！

  　去年は仙台城へも行ってみました。　仙台城に行ったのはもう何回目だろう・・・と思いながら出かけましたが、石垣がきれいに整理されているのには驚きました。前に行った時はもっと草ボーボーだったけど、切り込みのレンガみたいな石垣になっちまって・・・・　仙台城はご承知、「伊達政宗の城」として有名で、「あの政宗が造るわけだから、さぞかし名城なんだろう」と思う方も多いと思いますが、当時（江戸初期）新たに築城されたお城に多くみられるように、以外にチンケなお城だったりします。　特に仙台城は時代の変遷とともに大きく衣替えしたお城ですので、個人的には大好きなんです。今回はそのあたりについて触れてみたいと思います。　上は仙台城のシンボルの隅櫓、もちろん復元。隣に大手門があり、ここが仙台城の正門にあたりました。

  2010年01月16日

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• これぞ桃山庭園！！美しい景色３

  　美しい景色のラストを飾るのは、やはり京都。園徳院庭園。　園徳院は豊臣秀吉の正妻である北政所の住んでいた場所がお寺になったもの。高台寺とならんで北政所ゆかりの地として多くの人が訪れます。　ここの庭園は室町期から桃山期にかけてはやった巨石をふんだんに配置した豪快な庭園です。　　個人的にはこの時期の庭園が好きでよく思い出に残ります。　訪問したのはやはり平日。人もまばらで絶好のシャッターチャンスでした。　　美しい景色はこれからも随時ご報告したいと思います。　奄太郎はこれから広島に出かけてきます。明日山口から帰る予定ですが、がんばって仕事してくるつもりです。　

  2010年01月06日

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• 夏に涼しい庭園！！

  　お泉水庭園（養浩館庭園）の数寄屋邸宅に入ってみると、いろいろな部屋にわかれているのですが、一番気に入ったのが上の写真の「櫛形の間」。　ちょうど池面に張り出したところで、窓にもたれかかると暑い夏も涼しく感じます。また、平日に行けば人も居らずしばし時間を忘れられます。　また、この部屋のとなりにある御座の間は縁側が池に張り出していて、裏側には「お月見の間」というのがあり、縁側が白洲に張り出していて、白洲の上に透明な水が流れているという風流ぶり。昔はもっと大きな流れだったそうですが、道路があり、小さく復元されています。　ぜひ公式ＨＰもご覧になってみてください。　一見の価値あり！です。

  2010年01月05日

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• おせんすい？？？美景色２

  　場所は広島県から福井県に変わります。　福井市はかつて越前松平家という大変大きな親藩（将軍家の親戚）の大名がいました。　当然福井城という大変大きなお城があったのですが、現在は中心部に福井県庁と県警察が立っていて外郭は残っていません。　その福井城の北に「お泉水通り」という道があり、そこにこの庭園「養浩館庭園」があります。この庭園の通称が「お泉水」というもので、越前松平家の別邸として機能していました。　　もちろん現在の庭園はその一部だけ残っており、そこにある建物も当時を復元したものですが、園池に張り出した造りは風流そのものです。　御座の間からの眺望もよくとても美しいです。兼六園や後楽園に比べ知名度は低いですが、隠れた名園といえるでしょう。

  2010年01月04日

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• 朝鮮通信使とは・・・・

  　朝鮮通信使とは、日本の江戸時代、朝鮮では李氏朝鮮時代、朝鮮から日本に来た使節団です。学校の教科書にも出てきますね。　江戸時代の初期、秀吉の朝鮮の役で捕虜にされた朝鮮人の返還を理由に来日したのがきっかけで将軍の代替わりの都度来日していました。　半島から九州に入り、瀬戸内海を大坂まで、そこから陸路で江戸に来ました。　当時の日本では外人も見れませんから通信使が来ると江戸の民衆も大賑わいだったようです。友好的表情の裏では慣習の違いからトラブルも多かったりするのが通信使の面白いところですね。詳しくは多くの本が出てますのでご覧ください。　通信使は両国の経済状態の悪化から１１代将軍家斉の代で終了してしまいました。　一時復活の動きもあったようですが、結局アヘン戦争からヨーロッパの脅威にさらされると江戸幕府がまず崩壊、後の明治政府は李氏朝鮮を日韓併合で崩壊させていきます。　　　　

  2010年01月03日

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• 第一の景勝地！！

  　対潮楼とはお寺の客殿なんですが、朝鮮からの通信使はしょっちゅう来るわけでないので、江戸までの宿泊はお寺になることが多く、ここもその一つです。　江戸に着いても、宿泊は浅草の本願寺でした。　通信使は日本の景勝地を賞賛しながら江戸に向かうわけですが、そのうち３つが国の史跡になっていて、その中でも一番の景勝地がこの対潮楼から見る瀬戸内海でした。　通信使は「日東第一形勝」として、朝鮮より東の最高の景勝地としてこの景色を眺めました。　今でもこの客殿のこの景色を見に来る人が絶えません。

  2010年01月03日

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• 美しい景色特集１

  　一応新年ということもあり（あまり普段と変わらない生活してますが）、特集をしてみたと思います。　ご承知のように、昨年から全国出張しているのでさまざまなものを見て歩きました。　その中で、美しいな～と思った景色をいくつかご紹介したいと思います。　まず、一回目は、日本の景色の中でも美しいと評判の広島県鞆が浦の「対潮楼」。　最近、道路建設なんかでもめており、建設賛成、反対の看板がいたるところにありました。　それをよそに入ることとしました。　　ここは見晴らしのいいお寺なんですが、江戸時代、朝鮮通信使が九州から江戸に向かう折に日本の絶景スポットとして朝鮮に帰ってから紹介され韓国でも有名だった場所です。　最近では「何とかのポニョ」で有名ですね。

  2010年01月02日

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• お城は贅沢なもんじゃない！！

  　近年、本丸御殿のような城郭の御殿建築の再建がはやっています。　本来、御殿建築が残っているのはとても少なく、川越、掛川、高知城の三か所のみといわれていますが、佐賀、熊本などが再現され、今、名古屋城の再現が進んでいます。　城郭の御殿建築は、資料が残っていることが多く、復元しやすいんですね。熊本城もその一つで、かなり忠実に復元されています。　　近世城郭はお城から役所に変わっていきますので、このような復元は嬉しいものです。真の城郭の意義が残りますからね。　上は、熊本城本丸御殿の一部。とても贅沢に見えますが、贅沢なのは一部のみ。意外と質素に造られていて、当時をしのぶことができます。

  2009年12月24日

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• 熊本城に登城する！！

  　ご承知の通り、奄太郎は今年さまざまなところに行きましたが、この熊本にも行きました。　熊本城にはかつで２度行ったことがあるんですが、今回は、本丸御殿が復元されてから初めての訪問であり、とても楽しみでした。　休日で大変混んでおり、車でお城に近づくも、熊本パルコの車の列に邪魔されなかなか進めず、ようやく駐車場にたどり着きました。　　久しぶりに鉄筋コンクリートで復元した熊本城天守を眺めて歩いていましたが、気になったのは、とても韓国人が多いこと。　近いためもあり、観光に訪れる人が増加したとか。確かに初めて熊本に行った時には少なかったと思います。　早速本丸御殿に向かいました。

  2009年12月23日

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• 忍者も間違う巧妙さ！！

  　宇和島城は独立した小山の上に建てられていて頂上に本丸、天守閣があるます。今ではその山は市街地の中にあり、車で一周できますが、当時はその山を堀が取り囲んでいました。堀はほぼ完全に埋め立てられ道路になっているのです。　また、今では市街地の中にあるお城もかつては一画が海に接していました。つまり海に突き出た小山にお城があったのです。　お城は築城するとき「縄張り」という設計が作られてスタートしますが、この宇和島城、上から見ると海に面した堀を含めて五角形になっているのです。しかし、その五角形の角の１つが海に面している設計になっているので、陸地から歩いて調べると四角形に見えるのです。　これは私も本を読んだだけなので実際の資料をみていないのですが、江戸時代初期、幕府の隠密（要は忍者みたいの）が宇和島城の構造を調べて四角形の縄張りと報告、幕府もそれを信じていたようです。さすがの隠密も海まで入って調べられなかったでしょう。　後に幕府は全国の城の縄張り図を幕府に提出するよう命じ、そこで初めて宇和島城が五角形であることがわかったそうです。　今みたいにグーグルでもあれば一発で見破れるのですが、この宇和島城、小さいけれどとても手の込んだ造りだったようです。　写真は本丸からみた現在の海。埋めたてられてあんなに遠くへいってしまいました。

  2008年03月23日

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• ダテは仙台じゃない！！

  　江戸時代、伊達家といえば仙台侯が有名ですが、伊達家といえば仙台だけじゃありません。愛媛県の南端、宇和島にも伊達家がありました。　　愛媛の人が知っている伊達家はこちらの方じゃないでしょうか。　江戸時代の伊達家の祖である伊達政宗の長男秀宗から宇和島伊達家がはじまっています。仙台の伊達家は忠宗という人からはじまります。　　もちろん仙台のほうが石高もべらぼうに高いのですが、宇和島は幕末に伊達宗城という名君が登場して一躍有名になります。　仙台伊達家の本城であった仙台城は建築物はほとんど残っていませんが、宇和島伊達家の宇和島城は天守閣が残っていて重文になっています。　小さな山の上にかわいい天守が乗っかっている感じでかわいくみえます。　　この四国の南端、宇和島について少しお伝えしたいと思います。

  2008年03月21日

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• 祈りのある景色！！

  　斎場御嶽の神聖な場所は森の中に散在していて、その中を白い石の道が繋がっている形になっています。その森の入り口がこの御門口で「ウジョウグチ」というそうです。　私が行ってみるとおそらく地元も方でしょうか、お供えを持ってお参りにきていました。王朝期はここより先に一般人が入れなかったそうですから、ここからお参りしたわけですが、その風習が残っているようです。　おそらく内地の観光客でしょう。横をたくさんの観光客が通り過ぎる中で、今でも信仰が息づいているのを見た瞬間でした。　

  2008年03月07日

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• 遠方に神の島！！

  　斎場御嶽のサングーイの大石の間を抜けると小さな空間にですのですが、そこから琉球人にとって神島といわれる久高島が遠方に臨むことができます。ここがこの島を祈る礼拝所だったのです。　行った当日は小雨が降ったり止んだりしていましたので、残念ねながら島を望むことはできませんでしたが、天気のいい日には、まさにこの隙間から島が見渡せるそうです。　沖縄にはここ以外にも久高島に向かって遥拝する施設をそなえていた史跡があり、人々にとって欠かせない「小さな島」であったようです。

  2008年03月06日

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