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テーマ:おすすめ映画(4030)
カテゴリ:たまには邦画も♪
■監督:蔵原惟繕 ■出演者:高倉健 渡瀬恒彦 岡田英次 夏目雅子 荻野目慶子 ■ストーリー 昭和三十三年二月、南極の昭和基地から第一次越冬隊員が第二次隊員と交替すべく観測船“宗谷"へと“昭和号"で空輸された。だが、例年にない悪天候のため第二次隊員は昭和基地へは飛ばず、第二次越冬は中止と決定した。犬係の潮田と越智は、基地に残された十五匹の犬を救うべく“昭和号"を飛ばしてくれるよう小沢隊長に食いさがったが、満身創庚の“宗谷"には、これ以上南極の海にとどまる力はなかった。初夏、潮田は北海道大学講師の職を辞し、樺太犬を供出してくれた人々を訪ね歩く謝罪の旅に出た。なかには「どうして連れて帰って来なかったの!」と激しく怒りをぶつけてくる少女・麻子もいた。潮田の謝罪の旅を知った越智は稚内に向かう。稚内では学術探険に貢献したとして十五匹の犬の銅像が建てられ、その除幕式が行なわれていた。集った人々の中に潮田の姿を見つけ、外人記者がぶしつけな質問を浴びせた。「この手で殺してやればよかった」と悲痛な表情で語る潮田を見守る越智。その頃、南極では犬たちの生きるためのすさまじい戦いが展開されていた。戦いは首輪を抜け出すことからはじまり悪戦苦闘の末に自由を得たのは十五頭のうち八頭だった。基地に食物のないことを知った犬たちは、餌を求めてさすらいの旅に出る。集団でアザラシを襲い、凍りついた氷塊の中に見える小魚を掘り出して喰べる犬たち。そのうち、獲物を探しながら足をすべらせ氷海に呑まれてしまう犬、狂ったように走り氷原に姿を消して帰らないもの、仲間の数は次第に減っていく。先導犬のシロも潮田、越智と共に犬ぞり探険行で見つけた思い出の鯨の死骸の中に入り込んだまま、息たえた。またリーダー格のリキもシャチに襲われ悲運の死を遂げる。一方、第三次越冬隊が組織されることをニュースで知った潮田と越智は進んでその隊員に加えて貰うよう頼み込んだ。宗谷からヘリで昭和基地に着いた二人は、鎖につながれたまま死んでいる犬たちを見つけ慟哭する。涙にくもった潮田と越智の眼が、不意に丘の上の二頭の犬をとらえた。二頭はタロとジロだった。二人は大声をあげて駆けだした。 感想。 小学生の頃、学校やその他行事などで何度も観させられました。 凄くシビア過ぎて、子供心に深く深く刻み込まれた作品です。 実話ベースということで、余計にリアリティがありました。 なんかもう、犬たちが懸命に生き抜こうとする姿が強烈でした。 有名な役者さんを沢山起用してますが、どれも心に残ってません。 ただ、犬たちの姿と厳しく美しい恐ろしい南極の世界だけ。 小学生が、ただ言葉もなく見入ってました。 余りにリアルすぎて、重いですね。 でも、命の尊さを知るにはこれくらいしないと駄目かな。 子供がもっと大きくなったら観せたい。 ビデオに撮ってあります。 毎回突っ込んでしまうこと。 人間の都合で置き去りにされた犬たち・・・鎖は放してやれよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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