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みなさん、こんにちは。 表記の件、福島原発事故直後から「落ち葉の溜まっているところは放射線量が高い」と言われていました。最近、としまえんが「落ち葉のプール」をやったとかで、また話題になっています(放射線量は計測したそうですが)。 ここで疑問に思うのは、「今年の落ち葉も、放射線量は本当に高いのだろうか」ということです。というのも、山で何カ所か計測してみたのですが、落ち葉がとりわけ高いということが、一度もなかったからなんですね。 「落ち葉は放射線量が高い」と言われていたのは、4~5月ごろ。このとき、落葉広葉樹の多くはまだ芽吹くかどうかという時期であって、落ち葉はみんな「去年の落ち葉」だったわけですよ。で、落ち葉は軽いので、風に飛ばされたり雨で流されたりしやすく、埃が溜まったり泥が溜まったりするところに、風雨で集められただけであって、事実は「泥や埃が集まって放射線量が高いところに、落ち葉もいっしょに溜まっていた」であって「落ち葉自体の放射線レベルが特別に高かった」というわけではなかった、すなわち落ち葉は、単なるアイコンに過ぎなかったんじゃないか、とは考えられないでしょうか。 そもそも放射性セシウムは、地面に落ちれば粘土にすぐ付着してしまい、植物が水といっしょに吸い上げるということは、粘土質の多い土地ならほとんどないことがわかっているそうです。お茶の場合、葉から吸収される割合が高かったそうですが、常緑樹はまだしも、落ち葉の最大生産者たる落葉広葉樹は、セシウムが降ったときにはまだ芽吹くかどうかだった時期で、今年の落ち葉が、葉から吸収している可能性はほとんど無いと考えられるのではないでしょうか。 小豆川先生、どうお考えになりますか(^^;? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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