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カテゴリ:ミッションにつながるもの
近所に、季節ごとにお花を咲かせている家があります。 何の変哲もない、ほんの一角なのですが、 お宅の敷地の庭の壁は、コンクリートでできていて、その外側、 その家の中からは見えない門の横に、必ず何らかの花が咲いています。 ある日、その家の前を通りかかると、ご夫婦で丹念に、コスモスの一叢を、ひもでゆるやかに束ねていました。 コスモスは茎が柔らかく、背が高くなると、自らの重みで頭が垂れてしまいます。 それを、本当にコスモスがいきいきとみえるような角度に、しかもコスモスにとってもいい具合に、ていねいに整えていたのでした。 その家の前を通るたびに、花を愛で、季節を感じてきました。 日ごろは出かけるときなど急いでいるので、気づかなかったのですが、 季節ごとに、花を植えたり、育てたり、花を落としたら枝を払ったりする人がいてくれたから、いつも花を楽しむことができたのでした。気づいてみると、必ずその一角には、何か花が咲いていました。鉢植えではなく、地面の土から咲いています。 そして、そうした人がいてくれるからこそ、花を見て、季節を感じ、ゆとりを感じる町角となっていたのでした。 花はただ 黙って いきいきとその花らしく その町角に咲いていて その花のベストの状態を、ご夫婦が引き出し、整えているのでした。 そして私は、花がその花らしく生き生きと咲いている目の前を通るとき、花の姿を見るだけで、なんだか自分も華やいだようなうきうきするような気持ちになったり、落ち着いた気持ちになったり、うれしい、幸せな気持ちになったりするのです。 その人自身がいきいきと、その人らしく、その人の本当に心からありたい状態にあるとき 周りの人は、自然と元気をもらえます。なぜだかうきうきとするかもしれません。今は幸せなんだと気づくかもしれません。 ただ、自分がありたい状態に在る、そのことだけで、周りにもいい影響を与える人になっている。 そんな人、周りにいませんか? そして、 あなたがあなたらしく在るとき、あなたの中に美しい花が咲き、意識しなくとも、周りの人たちにいい影響を与えているのではないでしょうか。。 あなたがあなたらしくいつもあるために、あなたの中にある花を大切に育んでいるのは、誰ですか? そしてあなたは、あなたの中にある花にとっての、必要な栄養源を知っています。 あなたの中に在る、花にとっての大切な栄養源、それはなんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月06日 01時01分26秒
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