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「日本を感じる会」という会で、自分たちの足下である日本を”感じた”ことについて(知っていることではなく)対話を毎月一回、2年間続けてきました。 今年は、「朗読のための古訓古事記」を声に出して読んでいきます。 解釈(思考)ではなく、ただただ声を出して身体を使って感じることをし行きます。 既に冒頭文は何度か繰り返し声に出していますが、思考が停止して、とても心地が良いです。 大小田さくら子先生によると、「あめつちのはじめのとき」と、古事記冒頭文を言葉に出した瞬間に、全てが新しくなるのだそうです。 わたしも思うのですが、書かれている内容そのものを理解するのはきっとわずか数%のことで、本当に大事なことは、声に出してその音を響かせることです。 実際にやってみてそれを繰り返していくことで、はっと気づくもの。 言葉にして説明できない何らかの、そしてたくさんの、立体的な気付き。 それこそが古(いにしえ)の人々の眼目、伝えたかったことなんではないでしょうか。 古事記全文の書き下し文という書物が実はありそうでなかったのだそうですが、昨年、富山県の高校の岸本先生という方が数年の時間をかけてまとめてくださいました。 それが写真の本です。 アマゾンでも買えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年01月24日 18時58分30秒
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