\ ははははは~ /
タイム イズ マネー
スピードは金なり~
←孫社長
\なんもさ、北海道じゃ「時鮭」って鮭が高く売れるから/
トキが金なりさ~
時間が過ぎて、お金はたまらなくても
どんどんたまっていくのは、ワインのブログアップ・・・。
うぅっ時間がないのにヘタなお絵かきしている場合じゃない・・・
今日もサクッといきます、いつものワインコメント。
コレは10/12に飲んだもの。
札幌駅前のパトロールをすると、
必ず立ち寄る「ビックカメラ」のお酒(ワイン)売り場。
ソコで見つけたフランスの面白いピノ。
「ピノ・ノワール」
(エルヴェ・ケルラン)
これはなんと!
フランス・ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ地区にある村、
ボーヌ近郊のヴァン・ド・ペイ規格IGP(※1)の
ブルゴーニュ産ピノ!
通常はこのあたりだと格付け「AOCブルゴーニュ」を名乗れるんだけど
わざわざ格下の地酒クラス「IGPサント・マリー・ラ・ブランシュ」で
リリース。
ちなみに場所はココ。
赤枠がフランスの中のブルゴーニュ
さらにそのブルゴーニュの中のココ
生産者はエルヴェ・ケルラン
19世紀後半からワイン造りに携わってきた家系の5代目で、
ワイン貿易商を経て1990年代にワイナリーを設立。
ボーヌから5kmの場所にあるサント・マリー・ラ・ブランシュの自社畑からとれる
樹齢50年のこのピノ・ノワールのワインを生産。
他にもネゴシアン(酒商)として、買いブドウから
特級クラスのシャンベルタンやエシェゾー、シュヴァリエ・モンラッシェ、
村名ムルソー、ボージョレーまでもリリースしています。
ちなみに今年も「ハロー・キティ」ラベルの
ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーが
解禁日の11/15に発売される予定。
ちなみに年末用に箱入りもアリ
「手頃な高級品を造る」というのがケルランのコンセプトで、
栽培コンサルタントは「アンリ・ジャイエの隣人」と紹介された、
ヴォーヌ・ロマネの有名生産者、ジャン・イヴ・ビゾー!!
「IGPサント・マリー・ラ・ブランシュ」のピノ・ノワールは
年産わずか6500本のみ。
栽培はリュット・レゾネ(減農薬農法)。
以下詳細
●Pinot Noir
(ピノ・ノワール)
収穫年:2009年
生産国:フランス(ブルゴーニュ)
格 付:IGPサント・マリー・ラ・ブランシュ
生産者:エルヴェ・ケルラン
輸入元:(株)モトックス
購入店:ビックカメラ札幌店
購入価格:1380円
アルコール:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
(樹齢50年、10%はオーク樽で9ケ月熟成)
色:澄んだルビー。エッジやや色合い薄め。
粘性~中の上
香り:フレッシュなイチゴ、ラズベリーなどの赤ベリー系。ミネラル、乾き気味の土、醤油、肉、カツオ節、ほんのりナツメグっぽい甘苦いニュアンスのスパイス。
こじんまりした、おとなしい果実香と塩や醤油っぽいミネラル香。
カツオの刺身を醤油につけたような、食事を連想させる香り。
ブルゴーニュグラスに移してやると、スパイシーさと果実香が膨らむ。
味わい:ツルリとした口あたり。辛口でライトに近いミディアムボディ。
フレッシュでチャーミングなラズベリーやアセロラの果実味。やや青茎のニュアンスも。
酸は口の中に唾液をあふれさせるほど豊富でさわやか。
穏やかなタンニン。
線は細く、か弱いがダシの旨みある、甘酸っぱいピノらしい味。
ブルゴーニュグラスだと酸味がやわらぎ、果実味がふくらむ。
量産的でシャバシャバなピノではなく、
思ったよりもきちんと旨薄方向に造られている印象。
まだ、少し酸などがバラけている感じがあるので、
半年くらい寝かせると馴染みそう。
抜栓1時間でかなり開いたけれど、単独よりも食事を引き立てるワイン。
今回合わせたうちで良かったのは
バターと醤油などで味付けした、セロリとベーコンの炒め物。
セロリが素晴らしくいい香りに、ワインにも厚みが出て相性バッチリ!
他にも
うっすら醤油の風味をつけた鶏もも焼き、ダージリンティ風味のクリームチーズ、
鴨とブロッコリーのパスタは比較的相性良し
動物性の脂と旨み、醤油の風味が少しあった方が、
ワインとの相性がいいみたい
梅チーズつくねにも合いそう。
この値段の割に、
ボトルが厚くて重いものを使っているのにもビックリ!
試しに寝かせてみたらどうなるか、
やってみたくなるIGPクラスのピノ
※1IGP~もとのフランスワインの格付けのヴァン・ド・ペイ(地酒クラス)。
2009年からのEUワイン共通市場制度により表記は「IGP」に。
詳しくは姉男の過去のブログで。
邦衛ちゃん出たから、オチはけんちゃんに任せた
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