カテゴリ:婚活のチップス(コツみたいなの)
「日本のホワイトカラーの効率が悪いのは、IT化が・・」といった議論には、いつもなんとなく違和感を拭えなかった。
ほんとにIT化とか、ツールが問題なんだろうか。 BCGの大先輩で、グロービスでは同僚講師(おそれおおい)でもある三谷宏治さんが、近著「特別講義 コンサルタントの整理術」で、こんなことを書いている。 「ホワイトカラーの非効率の原因は『悩み』の蔓延、つまり『悩む』という作業に多くの時間を費やしていることにある」 「まじめなヒトほど、困って悩んでいる」 「悩んでいると、ヒトは深く考えているつもりになるが、実は全く進んでいない」 「資料を作る手は止まり、同僚・友人との雑談に逃避する」 なるほど。 これは、自分自身のはまり方を思い起こしても、周りでよく手が止まって呻吟している人たちを思い浮かべても、とても納得感がある。 日本のホワイトカラーの非効率は、ITだのなんだのではなく、その強みである「まじめさ」が裏目に出てるせいではなかろうか。 で、これは恋愛や結婚にも当てはまる。 というか人によっては、仕事面よりも強く当てはまるかもしれない。 悩んでもしょーがないのに、いろんなケースを想定しては、くよくよ悩み続ける。悩みが深くなるほど、行動できなくなる。稀に行動すると、その結果についてまた「あーすればよかった」と反芻して、また悩む。 「もっとうまくやろう」「よく見せたい」「傷つきたくない」「相手のことも考えて・・」と、真剣に考えれば考えるほど深みにはまる。 で、仕事と同様に、動きを止めて逃避する。女性ならガールズトークや占いへ、男性なら二次元へ。 この本には、仕事上ではどう対処すべきかも、もちろん書いてある。 恋愛や結婚での対処法についての当てはめは、またこんど考えてみますね(ちら見せ御免)。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月31日 10時11分48秒
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