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コマさんの 気まぐれDIARY

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2020.02.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​守るものが居る時 人は普段の倍?いや・・こんな力が自分にあったのだろうか?と思うくらいの情熱という力が体から出てくる。。

女性が母になるというのも又・・ そういった思いがけない力が出る瞬間なのかも知れない。。

私にとって 学童でお預かりした子どもたちは 
〝守ってあげなくてはいけない存在”

ゆえに その時期の私は 自分では分からないくらいの情熱という力を そこで使っていたんだと・・
​​​​職を離れた今、あらためて思う。​



いささか熱くなりすぎるところがあるから(^^;
私のもとに居た子供たちは まるで古臭い昭和の学園ドラマのような?
説教を このザッキ~先生から 伝授されてしまったかも知れないが(笑)

*************☆

実録★学童ドキュメント!
さよならを言えなくてごめんね​​
第34話「ザッキ~、馬にされる・・の巻」

どんな学童に流れようと 
私の中には あのザッキー学童の強烈な個性を持つ子どもが頭から離れる事はなかった・・。

たかだか5年ほどの子供たちとの生活で
これほどまで 凄い思い出を体に刻むとは(^^;
自分でも ほんと やられたなーって 感じです(笑)

特に第1期生の子供たちとのそれは 私の幼少時代の思い出を薄れさせてしまうほど濃厚で^^

毎日が 戦いでもありました。

小学校2年にあがった 大や風、空やノン、準之介は
それぞれに 反抗期もむかえ
ストレートに 自分の思いを わたしにぶつけてきました。

のびのび学童に入るちょっと前、
私は自然教育の教祖?とも言うべき大輪ひな子先生のもとで
学童のアルバイトをしていました。

のびのびで抱えてた5~6人の子どもたちとは違って
そこは3人の先生が常時約30人くらいの子どもたちの面倒をみてる
そんな場所だったのですが・・
私が訪れると 必ず私の肩に乗ってきて?
「おまえは俺のとうちゃんだ」
そう言って まるで 暴れ馬のたてがみにつかまるかのように私の髪をその子は鷲掴みにして 部屋の各場所へ私を歩かせては 喜んでいました。

その子が去ったあと 床には 私の抜け毛が落ちてて・・
ひな子先生は たびたび 
『ユズル!もう下りなさい ヽ(`Д´)ノフ
サイヤ人の髪の毛無くなっちゃうでしょ!』

そう言って彼を引きずり下ろすのですが・・
次の日にはまた同じことを私に要求してきて(・_・;)

で やっぱり言われました。
『ひさし先生は子どもに甘すぎるんですよ・・
嫌な事されたら きちっと叱ってくれなくちゃ』って・・。

でも自分には 彼のそれを拒めない理由があったんです。

私はスポーツが得意な訳でも ずば抜けて学習をサポートできるような?
エキスパートな学童の先生じゃないって自分自身思ってたから・・
彼らの心を知るには 体を使うしか。。方法が無かったんです。
他からみて甘えと思われたとしても そこから彼らと心を通わすことが出来れば・・それで私は十分 幸せなんだと。

現に はじめて私と顔合わせたユズル君は 私が声をかけても ふんっって顔背けて手に持った漫画の本に顔を伏せる・・そんな男の子だったんですが・・何回か?彼の要望を聞いてあげてるうちに 彼は素直な自分の感情を私にぶつけてくるようになって。。

私の髪を引っ張る行為にも ちゃんと彼なりの理由があったのです・・。
それは 淋しさ。
彼にはちゃんと お母さんもお父さんも居ましたよ。

それでも 私にしか見せられない 感情がそこにあったんです。

これは市内色んな学童を転々として
子供たちをみてきたから分かったのですが・・
今の子どもたちは 学校の先生の前、お家のお母さんお父さんの前、そして学童の先生の前と・・全く違う自分を演じて生きてるんです。

これは動物的本能でもあって
よくワンちゃんって言うのは 飼われてる間に
その家で誰が一番力をもってるか?を悟って
その一番強い人に敬意を示し それより下位の者には適当に尻尾ふって愛想だけ振りまくと言いますよね(^^;

それと同様・・
子供たちも自分の居場所を作るために
大人の順位付けを頭の中でちゃんと組んで
それに合った顔や言動をその場で演じる事ができるのです。

はじめて学童に入ってきた私を ユズルは自分には関係のない大人と
最初とらえていました。

でも 肩車というスキンシップによって
彼はだんだん私に素の心を見せるようになっていった・・。
『お前は今日から俺のとうちゃんだ』
彼の中の大人の配列に 私がちゃんと組み込まれた。。
彼の淋しさを 私の髪を握る。。その熱い掌と
時折わたしの首にグッとしがみついてくる その小さな体から感じる事ができた・・。

だから 他の先生がやめさせてと言っても
彼の好きにさせたんです。

学童を去る時に 無器用な彼が一生懸命 プラバン切り抜いて
私向けのペンダントを作って渡してくれました・・。

子供の気持ちを知る、受け止めてあげる
それは 簡単なことでは決してないけど・・
でも心許して貰えたら こちらの気持ちがほんわかなるような。。
思い出をくれるものなんです。


サイヤ人・・・大学に入ってた時、髪の毛けっこう明るめの茶髪で?
ジェルで固めてツンツンに立ててたから(^-^;
その学童では子どもたちに〝すーぱー” とか 〝サイヤ人” って
言われてた。アニメDRAGONBALLの主人公に髪型が似てたんだね。
そのバリバリ固めたヘアーを鷲掴みにしたユズル君って。。。(笑)

​​






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Last updated  2020.02.02 11:13:07



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