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テーマ:海水魚との生活(2904)
カテゴリ:海水魚の病気
最近、いい話ばかり書いていましたが、よくないことも同時並行で起こっていました。
これだけ水槽があると、悲喜交々、いろいろあって、アクアネタは尽きません。 みっともない話は、あまり報告したくはないのですが、今後の為に書いておきます。 皆さん、穴あき病って知っていますか?正式には、エロモナス感染症と言うそうです。 淡水魚の病気だと思っていましたが、海水魚でもあるようです。 そして、先日、我が水族館にもこの病魔が持ち込まれてしまいました。 10日前、シチセンベラというちょっと珍しいベラを買いました。 いつもの信頼できるお店からだったので、そのまま新ベラ水槽に入れたら、 なんと白点がいっぱい付いていました。しかも表記以上に大きかった。 アグデンで治療したら、翌日には、白点はかなり取れたので安心していましたが、 その後も様子がおかしく、餌を全く食べず、ぐるぐる泳ぎ回っていました。 そして、4日後にあっけなく死んでしまいました。 不幸は、ここから、始まります。その翌日、7ヶ月目を迎えたお気に入りの ナオコズフェアリーラスが☆に、このときは、原因はわかりませんでしたが、 翌日、最後に残ったハワイアンオーナメンテッドラスに異変が、、、 写真がないので容態を見せられませんが、頭部に陥没したような凹みが出来ました。 数日前から、アグデンやオキシドールは入れていたのですが、全く効き目がなく、 次の日には、穴の様な状態まで進行してしまい、翌日には☆になってしまいました。 いろいろ調べると、これは、穴あき病=「エロモナス感染症」と言う病気みたいです。 (詳しく書かれているブログ" があったので、リンクを張らせて頂きました) ポップアイも同じ病原菌ですが、この菌は常在菌と言って常に水槽内にいるようです。 何かのきっかけで猛威をふるうのですが、新魚がきっかけになったのは否めません。 ただ、この水槽は、以前から調子が良くなかったので、真相はよくわかりません。 報告しませんでしたが、4月、5月、ローンボイドフェアリーラスのペアが逝き ショップで虐められていたルソンイトヒキベラも結局助けられなかったんです。 病気が出ても、珊瑚があるので思い切った投薬が出来なかったことが要因なのか、 約33リットル水量に対して、外部フィルター1本では濾過能力が弱いのか 殺菌灯:アズー・UVステライザーの効果が弱いのかどうか、わかりませんが、 この水槽は、これまでも、度々、病気が蔓延してひどい状態になっています。 しばらくは、魚を入れず、様子を見るつもりですが、ここで2尾のベラを失い さらに他の水槽でも出て来なくなったベラがいるので、ベラ水族館は大ピンチです。 悪いことは、他にもあります。以前、書いていましたシマと混泳させたいヤッコは、 皆さんご推察の通り、スミレヤッコでしたが、実は2週間前、ウチに来ていました。 シマ水槽の隔離ケースで、慣れさせる作戦でしたが、何をあげても全く食べません。 綺麗な状態でしたが、とにかく餌には関心を示さず、全くやる気がありません。 このまま、合流させて、せっかく好調なシマに何かあってはまずいですし、 落ち着ける薄暗い環境だと食べ始めるかと思い、ミニ水槽に引っ越しました。 しかし、ここでも、どんな餌を与えても関心を示さず、リムフォが付いちゃいました。 これでは、出張のジンクスを乗り越えられるはずもなく、火曜水曜の仙台出張から 戻ってきたら、あえなく☆になっていて、シマと混泳の夢は泡と消えました。トホホ! 穴あき病は、今のところ、誰もいなくなった新ベラ水槽だけにとどまっていますが、 他に転移しないように、都度、石鹸で手を洗うなど最新の注意を払っています。 まあ、水が良くて、元気な個体は、菌がいても発症しないそうですが、、、念の為。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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