うずまき日記　第二巻・・・巻き続けます？

あの大きな地震から、１０日が経った。

ちょうど１０日前、余震の続く夜を、会社で過ごしたのだと

思い返す。

被害は拡大し、悲しい映像がテレビに映し出される。

ワタシ自身は、被害はなかったが、

めまぐるしい日々を過ごした。

１１（金）会社泊、１２（土）午後帰宅、１３（日）出勤、１４（月）自宅待機、

１５（火）からは通常業務と季節業務？と今回の震災による対応・・・。

それに１５（火）は２２時半過ぎ、まだ会社にいるときに、

静岡で地震が発生－あわてて帰宅

これにも驚いた・・・。

１７（木）は、夕方大規模停電の予測で、帰宅命令

－無視して居残り、２２時過ぎの電車はガラガラ。。。

そして、１８（金）は、もともと予定の超繁忙期の、

もっとも忙しい日で、２３時まで会社に・・・。

そして、３連休に突入

１９（土）２０（日）は出勤・・・

当初から、３月の週末は何日か出勤の予定だったが、

調整済みのものがキャンセルになったり、

再度調整を要するものがでたりと、

これからも対応が続く。。。

人不足、物不足、、、

それに加えて、ガソリン不足の影響も想像以上だ。

週末、関西に出張に行った子からのメールに

「ガソリンが、普通に売ってるよ」と。

こっちでは、並んだけど買えなかったとか、売ってないとか、

通常考えられないような状況になっている。

この１０日間で強く感じたのは、

映し出される被災地の状況に心を痛めつつも、

やるべきことは待ってはくれないということ。

そして、みんな、この一大事を理解しつつも、

自分たちの日常を進めなくてはならないということ。

細かい矛盾をいくつも感じながら、それでも目の前のことを

こなしていくしかないのだと、思う・・・しかない。

そんな中、例えば、九州の人から来た、仕事の事務的なメールの中の、

「地震大丈夫でしたか？」というひとことにも、ありがたさを感じたり、

また、別の人からは、緊急対応で手配したあと、

「ありがとうございました。」との電話の声。

特別なことはしていないのに、気持ちが和らぐ。

こういう時だからこそ、ほんの少しの優しさが身に沁み、

日頃は無駄とそぎ落としがちな「のりしろ」のような部分に

救われる思いだ。

今日は、本当は、とあるライブへ行く予定だったのだが、

中止となった。

その会場は、現在避難者の一時避難場所となっている。

もともとの予定は無くなったが、友達と久々に逢い、

他愛もないおしゃべりに興じて、そんな何気ないふつうを楽しんだ。

ワタシの残業続きを心配してか？

お茶や、お菓子や、手作りパンを持ってきてくれた。

ははは。

ありがとう！