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カテゴリ:きのこ
つづき 大阪市立自然史博物館のきのこ観察会に参加しました。 ここから一挙公開でいきます。 街のきのこ探検隊は きのこの胞子ってどこにあってどうなってるのか、 顕微鏡でのぞいてみよう! というものでした。 きのこのヒミツを探ります。 観察会が始まる前から もうすでにこどもたちの手には 長居公園内で採った 大きなオオシロカラカサタケが いっぱいです。 おいそれと写真撮影もできないのが難ですが こどもの好奇心旺盛なのをおさえることは出来ません。 きのこ博士・佐久間さんのお話では 大阪で今最もメジャーなきのこが このオオシロカラカサタケだそうです。 きのこ博士の講座はトレンドなことがけっこう聴けておもしろい。 まだまだ知らなかったことがたくさん聴けて新鮮♪ オオシロカラカサタケ ハラタケ科 Chlorophyllum molybdites 都会のきのこのひとつでけっこう公園内や草地、堤防で みるきのこで、大型。 傘の大きさが10cm~20cmにもなる。 傘の表面の地肌は白色で傘が開くとその地肌の上に鱗片が残る。 柄の長さは10cm~30cmまで大きくなります。 柄は汚れた白色から灰色。 老成するとヒダがオリーブ色に変わる。 胞子は緑色になるそう。 そこで顕微鏡で胞子をよくみると きのこのヒミツがわかるかもしれないので ズームイン! オオシロカラカサタケの胞子を初めて携帯カメラで 撮影してみました。 ピントを合わせるのが難しい。 大阪では1980年以降になってきたそうで、 元々 熱帯地方のきのこで これも地球温暖化の影響でしょうか。 あちこちで見られます。 中毒例もあり要注意 カラカサタケの仲間には他に アカキツネガサ キツネノカラカサタケ がでていました。 他にもこんなカラカサタケ。。 ドクカラカサタケ 滋賀県信楽 マントカラカサタケ 奈良公園内 カラカサタケ属では 食可のカラカサタケと同じく 柄にマントをひるがえしたようなツバがあります。 マント状のツバはみてすぐわかるくらい特徴。 マントカラカサタケ かっこぉいいぃぃーー! スナフキンみたい。 傘の部分だけがとされ 天ぷらにして食べると美味しいと聴いていますが生食はダメ。 北米ではカラカサタケが好きで フライにしたり、オリーヴオイルとガーリック, 塩こしょうで調理すると美味しいそうで 傘を食べるそうですが 栃木のチタケ好きなのと同じかもね。 食可ですが, 上記のオオシロカラカサタケやドクカラカサタケなどの 類似の毒菌と間違えないように気をつけよう! ナガクロモリノカサ ハラタケ科ハラタケ属 Agaricus praesquamosus 大人の人にはアガリクスといったほうがよくわかるが ハラタケ科のマッシュルームも属するところの学名で 日本で売られている健康食品アガリクスのことでないそう。 ヒダがおいしそうなチョコレート色をしている。 コフキサルノコシカケ マンネンタケ科 薬用 菌糸がずっぃっ伸びたところに コフキは粉吹き 漢方薬で使われるそうで、 細かく砕いたものを土瓶で煎じて飲むとか 梅酒みたいにホワイトリカーに漬け込んで薬酒にできる。 スミレホコリタケ ノウタケの仲間で外来種とか。 成熟すると崩壊してムラサキ色に変身ーぃん。 スミレ色の胞子を飛ばしてくれる。超レア。 キッコウアワタケ イグチ科アワタケ属とりあえず食べれる部分は少ない。 ビロード状、オリーブ褐色~帯赤褐色でひび割れる 管孔は帯緑黄色でキズをつけると青変する 胞子紋は褐色で胞子は楕円形。。。 ミクロの世界 まるで万華鏡を見てるよう。 究極のきのこ観察まで行ってしまったかもぉ。 観察より食べれるか食べれないか みんなそこが知りたぁぁい。 もっときのこのヒミツが知りたい人は 9月下旬から始まる 自然史博物館の特別展 にいくともっとわかるかもぉ。。 おぉぉぉぉ・・・・・ ここにもオオシロカラカサタケがいっぱいだぁ、 きのこはエコだね、リサイクルしてくれる生物だもの。 今最もトレンドなのがきのこかもしれないですね。。 ::::::::: 8月5日 突如の出張理のご予約いただきありがとうございます。 30名のホームパーティーがんばりまぁぁす。。 美味しい野菜いっぱい食べてもらいたいと思います。 お楽しみに。。 ポチっ♪ *料理ブログはこちら・・今夜はチーフにおまかせ!・・きのこ料理 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.02 18:50:26
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