あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
せつない・・・このアニメを観た最初の感想でした。西武線の駅のポスターにやたらと貼ってあるので気になってみてみたら・・・泣けた。 「誰も」が登場人物の「誰か」に共感できる・・・繊細で、優しく、チクッと「痛い」少年少女たちの「久しぶり」に見る青春群像劇です。 昔は仲良しだった幼馴染たち。でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。 ヒキコモリぎみの主人公。ギャル友達に流され気味の子、 進学校に通う子、高校に進学せず旅を重ねる子 、そして仲良しだった小学生の頃から、それぞれが変わっていく中で唯一「変わらない」少女。ある日、「お願いを叶えて欲しい」とお願いをする少女。困りながらものお願いを探る主人公。 その願い事がきっかけとなり、それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染達は再びかつてのように集まりはじめる。ED曲にどこまでもシュールさを感じ, 昔を思い出させる描写を含みながら、アニメとして楽しめる非現実をいれるのがうまいと思う。OPも共によくできていると思います。曲も雰囲気に合っていて好きです。人間なんて同じ思考の奴がいる訳じゃないから賛否両論あるだろうけれど・・・気になってる人がいたなら見る価値はあると思う。