カテゴリ:食
夫が徳島県人であるため、結婚以来、すだちをよく使うようになりました。
夏はそうめんに冷奴。秋には秋刀魚! 魚の塩焼きには欠かせません。 そのほか酢の物やサラダのドレッシング、焼肉のたれなど、何にでも使えます。 そして冬は、なんといっても鍋ものですね。 今日みたいに寒い日は、やっぱりお鍋でしょー すだちは、徳島県だけで作られているんでしょうか? 大阪の市場では占有率ほぼ100%だそうです。 確かに、徳島県産以外のものを見たことがありません。 東京のスーパーでも売っているのを見かけますが、値段の高いこと! たった2個の小袋パックが100円とか150円とか。高級食材か!? 地元では、売り物でも1キロ1000円の箱で30個ぐらい入っているし、 等級が下がると、もっと安いです。 それに、庭にすだちの木が植わっている家が結構多くて、 夫の実家や親戚の家でとれたすだちを送ってくれます。 おかげさまで、こっちで買ったことは一度もありません。 すだちはゴルフボールぐらいの大きさ。かぼすよりひとまわり小さいです。 色はつややかな濃いグリーン・・・というのは、うんと若いうちに摘み取るからであって、 売り物はその状態で冷蔵保存しているのです。 実際には、だんだん熟してきて、 10月から11月頃にかけて送られてくるすだちは黄色です。 さらに、昨年末12月に義叔母から届いた箱をあけてびっくり! 見事なオレンジ色の小さなボールがコロコロコロコロ。 ミニサイズのみかんのよう。かわいい! へえーえ。すだちって最終的にはこういう色になるのかー 考えてみたら当たり前のことかもしれないけれど、初めて見ました。 レモンやグレープフルーツはどんなに熟しても黄色だしなあ… どうして、みかんやオレンジはこういう色になるのでしょう? かぼすも熟すとオレンジ色になるのかな。 じゃ、ライムなんかはどうなんだろう? オレンジ色のライムってちょっと想像しにくいけど。。 グリーン、イエロー、オレンジ・・・鮮やかなビタミンカラーは 思い浮かべるだけで元気が出そう! 柑橘類たちの不思議なパワーです。 その昔、イギリスからオーストラリアに向かった最初の船では オレンジをたくさん積み込んでいったおかげで、 壊血病による死者をほとんど出さずにすんだという話も。 「今年は豊作で、緑や黄色の時に採りきれんで、木においといたら こんな色になったけど、なかなかジューシーよ」 お礼の電話を入れたとき義叔母が言っていました。 緑色の若いすだちの味と香りほどシャープじゃないけれど、 確かに汁気たっぷり。お鍋にキュッとしぼると美味!ああ幸せ♪ すだちの汁をたっぷり絞ってハチミツを入れ、 お湯で割った「ホットすだち」も温まる~~カップ一杯、風邪に効きます♪ 寒さをビタミンで乗り切りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月14日 14時51分10秒
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