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地域振興プロジェクト
昨年8月から手掛けている地域振興プロジェクトは、図らずも山陰両県 に広がり、紙面は1万部発行となった。現在、20万部をめざし事業を 遂行しているが、当初予定していた目標は次々と達成している。 来月(6月)には、地域振興特集の第一弾が発行となる。今後、定期的 に特集を組むことになるだろう。第一弾は、『隠岐の島特集』だ。 このプロジェクトを、『地域振興におけるイノベーションそのもの』と 評していただいた。そのわけを理論的に解き明かしていただいたのだが、 まさしく偶然にも、あるいは、本能の望むままに行ってきたことが、 知らず知らずのうちに、イノベーションの広義に合致していたらしい。 確かに、部分の修復ではない。全体の理念の再構築からはじまり、部分 へとつながっていく。私は建築家であるがゆえに、意味のない設計は 進めることができない!という思考回路なので、地域を活性化しよう とする事柄が、単なるお祭りを企画するというのでは、私の仕事では なくなる。 地域(すべての人)が心ひとつになるには?・・・・キーワード まさに、今進めている地域振興プロジェクトは、山陰全体が土俵となって おり、その中の各地域を見据えていくというシチュエーションは、まさに 私にとって、建築家的取り組みであり、大建築を創り上げるのと何ら かわらない。やりがいのある仕事だ。 職人も、知事も、医師も、県職員も、農業者も、画家も、教員も、・・・ すべての職業人が、等しく平等に扱われる世界。これが実現した。 しかも、未来の職人(職業人)として、高校生も参加する世界。 夢のような世界が実現した。 アート(芸術)の創造にほかならない。 ようわからん!という人がいるが、『大丈夫、理念は私の心の中で認識 できていればよいことなので、あなたが意識される必要はありませんよ』 それにしても、マスコミでも紹介されるようになり、自治体での活動も 始まった。そして地域の人々が求めていただけるようになってきた。 この1~2ヵ月以内には、学校のキャリア教育にも参加することに なるだろう。 『原点』を書き表したが、思わぬ反響があった。勧めもあり、英文の 『原点』も出来上がった。 いよいよ、地域がインターナショナルに発信されるときが近づいてきた。 今までの出来事のように、私の想像を超えたリアクションがかえって くるかもしれない。人々の潜在的なる欲求と合致しているのであれば それは、ほどなく現実のものとなるだろう。 --------------------------------------------------------------- この社会は、芸術観と死生観を共有できたときユートピアが実現する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/05/27 08:06:41 AM
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