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カテゴリ:卯月のびしばしぼのぼの
私の見たかったバレエのチケットを教室の日を決める前にとっていたのが、どーーーしても日が重なって、この日の絵画教室の時間を早めにしたので、来れない人が多かったのです。
それは、トロカデロ・デ・モンテカルロ バレエ団。 男性ばかりで、白鳥の湖とかを踊る、コメディバレエです。女性はひとりもいません。 私が見たがりそうでしょーーー♪ そもそも、大昔の大仰なバレエをやりたくてたまらないバレエ好きのメンバーがオフオフブロードウェイで始めたものだそうです。 20年前、はじめて来日したこのバレエ団のニュースをチラリと見て、とても行きたかったのだけど、お財布事情と時間が許さなかったのでした。 見るのは今回が初めてです。 いやあ、もう、開幕前のアナウンス(=主催者の会場挨拶)から笑わせてくれます。 「…主催者です。お客さんが、携帯を、マナーモードにしかしてくれんとです。あっちでブルブル、こっちでブルブル、ブルブルが、むなしいとです…」 舞台は白鳥の湖やドン・キホーテの名場面からいくつかのシーンが踊られるのですが、3人の踊り子が出てきてポーズをしたと思うと、ひとりがそのポーズのまま袖に引っ込みます。しばらくして、ポーズを保ったまま、もうひとりと一緒に舞台で待っていた2人と組みます。(舞台に出るとき、もう一人を忘れてきたのね)その後、群舞はすばらしく力強くリズミカルに展開し、こちらの技術力の高さもすばらしい! 白鳥達が狩に来たお小姓を懲らしめたり、王子様のソロダンスの前にさっきまで組んでいた白鳥役が「女王様とお呼び!」なポーズをとらせたり。 個人プレーだけでなく、揃えるところはぴたりと合わせる。 バレエをよく知らない私にも、その踊りの美しさ、見せ場、随所にちりばめられた笑いのセンスは、すばらしく楽しませてくれました。 日頃展覧会以外には殆ど娯楽におカネを使わない私ですが、これは値打ちありました~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月01日 01時32分56秒
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