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テーマ:マラソンに挑戦(5807)
カテゴリ:ウルトラマラソン情報
【2016年川の道を振り返る5月2日~5月3日こまどり荘~小諸グランドキャッスルホテル編】
2019年のレースがスタートして3日目が間もなく終了しようとしています。4年前の22時28分、小諸グランドキャッスルホテルに到着しました。 2016年川の道フットレースを振り返ります。第2弾。 こまどり荘から小諸グランドキャッスルホテルまでは92.8km区間となる。2016年からは三国峠が通れなくなり、長野県には十石峠を経由する。 こまどり荘を出発する際にはベテランランナーの市川さんと同行させてもらうこととなった。午前0時に出発。睡眠時間は3時間程度ではあるが、カラダの不調はない。ヘッドライトに寒さ対策でストームクルーザーの上下セットを着込んでスタートする。 一つ目の峠は八丁峠。そこを抜けて志賀坂トンネルから群馬県に入る。スタートから午前5時くらいまでは眠さもなく快調に進むことができたが、午前4時を過ぎてから睡魔に襲われた。市川さんはじめみんな眠たかったので15分程度木材をベンチ代わりに休む。起きるとより寒さが身に染みる。 群馬県神流町に入ったのは午前5時25分。下り区間を進んでいくと瀬林の漣痕(さざ波岩)恐竜の足跡がありその先のトイレで休憩を取った。後ろからスタートしたグループとも合流し、大きな集団となった。 神流川にぶつかるまでは長い下り区間となるが、その後は十石峠が待ち構えている。道の駅上野に到着したのは午前8時33分。陽射しも厳しく照り付ける中、続く登りを進んでいく。十石峠までは16km。この付近から各ランナーのトイレのタイミングなどが異なり、単独走となって走っていく。所々に山を貫くトンネルがあり、そこを抜けていく。ぶどう峠左の標識があるが、この2016年は直進となる。 いよいよ十石峠の坂道が始まり、途中ではゆっくりと休憩を取っている集団を見かける。挨拶をしてそのまま歩いて先を急いだ。いつになったら終わるのかわからない峠道。目印に展望台があるのを確認していたが、なかなか到着しない。すると私設エイドのご夫婦が迎えてくれた。この時点で12時30分。まだ峠の頂上ではないということで、さらに登りを進んでいくと、またエイドを出してくれている方がいた。関誠さん。川の道まぼろしのエイドだった。少し座って休憩させていただき、峠の頂上を目指した。 十石峠のてっぺんには13時43分に到着。土田日出男さんが写真を撮ってくださった。ようやく長野県へ突入だ。国道299号線を約20km下っていく。途中の自販機などもほぼない。コンビニが使えるは国道141号線と合流するまではない。 下り坂に関しては登りのクネクネコースに比べると直線的な下りが多く、斜度自体はきつくないと思ったのは前半だけ。その後はどこまでも下り坂なのできつかった。さらに午後になってからも陽射しが厳しくなってくる。補給する水分をよく考えなくては足りなくなってしまう。途中にバンバンクラブの方たちがエイドを出してくれていたので補給を行うことができた。 下りの途中古谷ダム付近でロードバイクを引っ張るハイエースが走っていた。運転席を見ると以前アートスポーツでトライアスロン契約選手山倉さんだった。すごいスピードで走っていたが、いいトレーニングコースなんだと感心した。 ようやく数時間ぶりの自動販売機を発見し、畑作業をするおばさんと会話を交わす。『どこまで走るの?』『新潟まで!』この後、何言っているの?的な会話が続いたが、応援に後押しされて走り出した。国道141号線まであと少し。 2016年のコースでは野辺山のコースを通ることはなかった。北相木村から小海駅に沿って走ることを楽しみにしていたのだが、残念だ。その先の千曲病院入口の交差点で合流するのが今回のコースだ。 千曲病院入口の交差点でコンビニ休憩。午後5時06分到着。前を走っていたグループに追い付いた。そこではビーフンとヨーグルト、カルピスウォーターを買って腰を据えて食べてから出発する。 気分的には(地図的に見ても)ここからようやく北上といった感じ。それまでは埼玉と群馬で横移動が多かった。千曲川に合流し、新潟方面へ脚を向ける。 目指すは佐久平駅。しばらくは平坦な道を進んでいく。そして3日目の夜を迎える。 レストエイドの小諸には何時に到着できるだろうか。15kmで佐久平駅付近だ。小諸までは22km。 長い下りを走ってきたので平坦がとても進まない。佐久平まであと3km付近での坂道でも当然歩くだけ。徐々に足元で気になり始めたのは左脚のスネ。歩くだけになっているので、シューズNEWTONの機能性が合わなくなっているのだろう。紐を緩めるなどして調整。そしてお腹が空いたので佐久平手前の吉野家に入って食事を摂る。到着は午後8時24分。牛鮭定食でたんぱく質も摂取! 小諸グランドキャッスルホテルは食事の用意はない。事前にコンビニで購入しておくことと伺っていたので、小諸駅が近付いてきたら考えよう。吉野家を出発してから長土呂東交差点を左折するのに、手前の長土呂南を曲がってしまった。すぐに気が付いて戻ることができたが気を付けなければ。 国道を離れると暗い道になる。歩道はあるので、転倒などに気を付けて進んでいくが走ることはできない。約7kmなので24時間以内には到着できることを確認できた。再び国道に合流して、小諸エイド手前の最後のコンビニと思われる場所で夜食(朝食)を購入し、小諸グランドキャッスルホテルに到着したのは5月2日22時28分だった。 まずは荷物を受け取り寝床を確保しなくてはいけないが、基本大部屋で作業をする。別に布団部屋もあるようではあるが、一度覗きに行くと満員状態。とりあえず風呂に向かい汗を流す。約1時間でお風呂と明日の準備を終えて、ベスパリカバリーを飲んで寝ようとすると、恐らく布団部屋から戻ってきたであろう方が荷物をもって入ってきたので、一瞬の隙をついて行ってみると1つ布団が空いていた。0時過ぎに就寝。朝の出発を4時と決めて3時起床でアラームをセットする。ここまで睡眠時間は3時間のみ。丸3日間移動してきて疲労は溜まっている。しかし気力はあるし、まだまだ半分。しっかり休みたい。 興奮しているせいか、午前2時半に目が覚めた。この後二度寝すると起きられないかもしれないと、大部屋へ移動して出発準備をすることに。朝の寒さはあるのでレインジャケットは欠かせない。天気は悪くないので、暖かくなったら調節していこう。ロビーに出ると前日のこまどり荘まで一緒になった田邊さん。そして地元長野の宮島さんに見送られて5月3日午前4時12分にスタートした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.02 22:42:11
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