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カテゴリ:(完結)南関東低山つなぎの旅
2008年06月14日(土)晴のち曇 07:36JR内房線保田駅着、前回の続きを歩き始める。保田川に沿って県道34号線を東へ。この道は「長狭街道」と言って、内房の保田と外房の鴨川をつないでいる。08:20小保田バス停、ここから嵯峨山へ向かう。 簡易舗装の道を1kmほど、手製の道標に従い山道にはいる。沢沿いの細い道はジメジメしたヌカルミ。ヒルがいるとは聞いていないが、いれば餌食になること間違いなし。樹林の急登を経て尾根に出ても、木々に遮られて展望は得られない。 分岐点に「水仙ピーク・嵯峨山」の手製道標。トラロープの張られた急登が始まる。積もった落葉の下は粘土質の土で滑りやすい。「水仙ピーク」を越え、09:25嵯峨山頂上(316m)。思った通り、ここも展望なし。ひと休み。 更に尾根を進む。しっかりしていた踏み跡が、だんだん怪しくなる。木の根につかまりながら急斜面を降りる。「ルート、間違えたかも」と思いつつ、根拠なく「なんとかなる」。・・・典型的な「どつぼ」パターン。沢近くまで下り切って、ルートから外れたことを認めざるを得なくなる。 今さっき下った急斜面を登り返すのは2倍疲れる。あるはずの正しいルートを探すが、見つからない。結局、10:40「水仙ピーク・嵯峨山」道標の分岐点まで引き返す。気力・体力を無為に消耗してしまった。 10:55釜ノ台、空家のベンチで休憩。蛇口をひねると電動ポンプが作動、水が出る。汗と泥を洗い流す。農家を4軒ほど目にするが、どこも空家らしい。簡易舗装の農道を梨沢に向かう。途中3ヶ所の素掘りトンネル、照明なく足元さえ見えない。11:45梨沢集落。 鹿原から再び簡易舗装路、12:20「房州アルプス登山口」の道標があって山道に変わる。尾根に沿ったルートは緩やかな登降で歩き易い。眺めのよい場所もあるが、「アルプス」とは言い過ぎ。山道は約3.5km続き、13:15内台で民家前に出る。パンとポカリスエットで昼食休憩。雲が広がりだす。 簡易舗装路から県道182号線、再び県道34号線「長狭街道」に戻る。14:25今日の終点・湯沢バス停に到着。15:05鋸南町営バスに乗車、車内はハイカーで満席。15分で保田駅、15:39発の電車で帰途に就く。 保田駅→湯沢バス停:24.5km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.17 13:32:46
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